イングリッシュ・クイックマスター英会話basicでコーパスを覚えよう!

  • 2019年11月28日
  • 2019年10月22日
  • 英語

世の中にはたくさんの英語教材があふれていますが、何を選んだら良いのかというのはなかなか判断が難しいものです。

久しぶりに英語学習をしようと思ったものの、毎日じっくり時間が取れるわけでもないので、一週間の半分くらい、一日30分くらいでほどほどに継続できるものを探して、株式会社アルクのイングリッシュ・クイックマスター 英会話 シリーズ のうち、「イングリッシュ・クイックマスター英会話basic」を受講してみることにしました。

4か月の受講期間を修了したので、実際に受講してみての感想などをまとめていきたいと思います。

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの内容とは

まず、イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの基本的な内容についてご紹介します。

目的:日常会話や簡単なビジネス英会話において、言いたいことを1センテンス単位でスラスラ言えるようになります。声に出すことでインプット→アウトプットを繰り返すトレーニングで、英語の反射神経を鍛えます!

受講期間:4カ月

学習時間の目安:1日40分×週4日

対象レベル:TOEICテスト300~600点

受講料:20,000円(税別)

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの教材構成

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicは、1ヶ月に1冊、それぞれ1つずつテーマに沿ったテキストを使用します。

教材の入った段ボールを開けると、コースガイド/テキスト4冊/ CD8枚/別冊フレーズ集(CD付き)/マンスリーテスト4回/ CDケース/ coedas counterシート/発音練習アプリ(MYET)ガイドブックが入っていました。

CDが8枚入っていましたが、そもそも最近はCDの再生機器が家に無い方もいるかもしれません(私のことです)。しかし、CDと同じ内容の音声がスマホアプリ上でも聞くことができるので、CDは一回も使わずに受講可能です。

特長1.スポークン・コーバスのデータ分析による実用性の高い表現ばかり

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの特長は、なんと言っても「日本人に必要な32の場面と128のKey表現を厳選」していること。

英語学習者1,000人のアンケートから日本人が遭遇する可能性の高い32の場面と、その場面で必要な128のKey表現を厳選。さらに「丸ごと覚えて使える」表現と「置き換えて使える」表現に分けて、効率よくマスターできます。

128のKey表現はすべてネイティブスピーカーによる膨大な数の会話を収録したスポークン・コーパスのデータを分析して、使用頻度の高いものばかりが集められています。

英語教材にありがちな「テキストでしか見たことがない表現」や「古典的な表現」ではなく、「現代の」「ネイティプスピーカーの表現」を覚えられます。

特長2.インプットとアウトプットのバランスがよい

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの教材は、1つのトピックスを2日に分けて学習する内容になっていて、

1日目:基本となる4つのKey表現を頭に入れるインプット

2日目:1日目に学習した表現を応用して自分について語るアウトプット

と、インプットとアウトプットがセットになっています。

同じような表現を繰り返すことにより、着実に英語での表現方法を身に着けることができます。

さらに、テキストを1冊終えると、確認テストとして、そのテキストに出てきた表現を使った問題が出題され、確実に覚えているかどうかを確認することができます。

特長3.コエダスシートでアウトプットの回数をカウント

英語をスムーズに話せるようになるためには、頭で考えるのではなく、反射的に口から言葉が出てくることが目標となります。スムーズに発音するにはとにかく繰り返し発音することが重要で、「コエダスシート」に声を出した回数をカウントすることはとても役立ちます。

日本語の早口言葉だって、一回ではなかなか言えなくても10回20回と繰り返せばだんだんスムーズに言えるようになるのと同じで、テキストに載っているフレーズを10回20回と繰り返せば、いつのまにかスムーズに、その表現だけはベラペラとしゃべることができるようになります。

特長4.発音練習アプリ「MYET」でゲーム感覚で楽しめる

CDを聞いて発音を真似するだけでは、その発音が合っているのかどうか不安になりますが、そんな時に役立つのが発音練習アプリ「MyET」です。

習った表現を「MyET」で発音してみると、その発音が正しいのか、それとも改善すべきところがあるのかがわかり、直タべき発音を集中的に練習することができます。日本人にはどうしても難しい「L」と「R」の使い分けゃ「th」の発音など、徹底的に直されますが、最初はできていなかった発音ができるようになると、モチベーションも上がります。

アプリでゲーム感覚で楽しみながら発音を身につけられるのは、他ではなかなか体験できません。

イングリッシュ・クイックマスター英会話basicの学習効果は?

日本にいる限りあまり英語を話す機会がない生活をしていますが、このイングリッシュ・クイックマスター英会話basicの通信講座を受講後にちょうどヨーロッパに旅行に行く機会があり、この講座の効果を実感しました。

特にテキスト2冊目の「海外旅行へ行こう!」やテキスト3冊目の「外国人の友を観光案内!」に出てきたコーパスは本当にそのまま使える表現が多く、今までは「一度日本語で考えでから英語に変換して声を出す」という作業をしていたのが、「自然と口にでる」までにレベルアップしていて、とにかく声に出して覚えるということの重要性をひしひしと感じました。

向いている人と不向きな人

どんな英語教材にも言えることですが、どうしてもこの教材に向いている人、向いていない人というのはあります。

私が思うに、向いている人は、自分の時間をきちんと確保・管理できる人、ある程度の英語の構造(SVOなど)を知っている人、スマホが使える人です。

逆に、このコースに向いていないのは、自分で時間管理ができない(追い詰められないとやらない)人でしょう。

この教材は継続的にインプットとアウトプットをすることで英語表現の定着をはかるものなので、テストだけを一夜漬けのような学習方法では意味がありません。

申し込み前にアルクの公式サイトでサンプルを確認

申し込み方法は簡単で、アルクの公式サイトから注文・決済して教材が届くのを待つだけです。

アルクには、この「イングリッシュ・クイックマスター英会話basic」以外にも、レベルごと、学習頻度ごと、テーマごとに様々な教材があるので、公式サイトで比較してみるのも良いかもしれません。

コースによっては、教材のサンプルが数ページずつ載せられているので、自分のイメージにあっているかを事前に確認できるのもポイントです。

 

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