学校で英語を勉強したはずなのに英会話が苦手と感じている人は少なくありません。
色々な国の人と英語で会話してきた私が実感しているのは、「日本人は英語の文法が意外と得意」という事実です。日本の学校では英語の文法をけっこうしっかり教えているんだなあと思いました。
しかし、他の英語圏でない国の人たちと話してみると、「英語の文法は苦手だけれど、英会話は得意」という人が多かったと思います。
そこで、日本の人が英会話力をアップさせる5つの本を紹介します。
ラジオ 遠山顕の英会話楽習
一つ目のおすすめ書籍は「NHKラジオ 遠山顕の英会話楽習」です。
この本はNHKラジオである「遠山顕の英会話楽習」のテキストとなっています。
この番組のラジオ放送は月曜から金曜の午前10時半から10時45分までで、ラジオの放送にあわせて毎月14日に「ラジオ 遠山顕の英会話楽習」のテキストが書籍または電子版テキストで販売されています。
講師である遠山顕先生はかなり昔からNHKの英会話ラジオレッスンを担当されていて、英会話に特有の言い回しやイデイオムなどを楽しく学ぶことができるのでおすすめです。
基本の78パターンで 英会話フレーズ800
二つ目のおすすめ書籍は「基本の78パターンで 英会話フレーズ800」です。
中学校英語レベルのシンプルでカンタンなパターンの英会話フレーズを楽しく学ぶことができます。第一章は「まずは話の糸口をつかむ!会話のきっかけ17パターン」となっており、実際に使えそうなフレーズを学べます。
「How was the movie?」(その映画はどうだった?)など、本当に友達同士で使えそうなフレーズばかりなのが良いと思います。
英語と日本語の感覚の違いなど、お役立ちコラムも掲載されていて、とにかく楽しみながら英会話を学習できます。
海外ドラマはたった350の単語でできている
三つ目のおすすめ書籍は「海外ドラマはたった350の単語でできている」です。
この本は海外ドラマが好きで主人公になりきりってセリフを言ってみたり、スーパーヒーローに憧れていたりする人にオススメです。
こちらの本も「中学レベルの単語で必ず英語が話せる学習方法」とあるとおり、あまり難しい内容ではありません。
海外ドラマでは意外と難しい単語は使われておらず、350の単語を学んだだけでも決めゼリフをかっこよく言うことができます。
「just」「really」などの副詞を使いこなせるだけで自分の気持ちを細やかに表現できるのだとわかり、とても勉強になりました。
海外ドラマが大好きでとにかく英語を話せるようになりたい人におすすめです。
Hear the Wind Sing
四つ目のおすすめ書籍は「Hear the Wind Sing」です。
この本は小説家である村上春樹さんの「風の歌を聴け」の英語バージョンです。
村上春樹さんが小説を書き始めたとき、「日本語ではなく英語で書いてみた」というエピソードは有名です。
村上春樹さんの映画的な小説を英語で読むことにより、英会話で自分を表現したい気持ちが高まります。
英語シナリオで楽しむ[アナと雪の女王]
五つ目のおすすめ書籍は「英語シナリオで楽しむ[アナと雪の女王] 」です。
大ヒットした映画の英語シナリオが場面写真と共に収録されています。
もちろん、あの「Let It Go」の歌詞ものっていて、この歌が英語で歌えるようになるだけでも、海外で友達を作るきっかけになると思います。
おわりに
いかがでしたか?「海外の人と英会話で交流したい人におすすめ!英会話力アップに役立つ本5選」を紹介しました。
英会話は楽しいものだと実感してもらえる本ばかり選びましたので、ぜひ活用していただけましたら幸いです。
たいていの英会話は中学レベルの文法や単語でOKなので、これらの本をきっかけに気軽に英会話にチャレンジしていただけたら嬉しいです。