受験期もいよいよ大詰め、年も明けて受験生の皆さんには春から努力を続けてきた方もいらっしゃれば、夏から一念発起して頑張り始めた方、中には今になってもやる気が出ない・・・。なんて方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
そこで今回は自分が受験生の時に使っていたおすすめの参考書を紹介していきたいと思います。私自身が旧帝大の受験を突破できたのは、理系の分野において二次試験でも実施される英語のおかげだと思っています。もちろん文系の方でも、もう少しでも英語の点数をあげたい!と思っている方の参考になればと思います。
では、実際に英語参考書を紹介していきたいと思いますが、自分が受験生の時に使っていたものが中心なので、この記事を鵜呑みにしてすぐ参考書を買うのではなく、あくまで参考書の実際の使用者の情報の一部であることを念頭に置きつつ、見ていただけたらと思います。
やっておきたい英語長文シリーズ
こちらは長文読解力をつけたいという方におすすめです。
「やっておきたい英語長文シリーズ」は300,500,700,1000とレベル別に分かれているため、自分に合った量の長文を読むことができますし、二次試験レベルでは、少なくとも700~1000くらいを読んで、内容把握ができるくらいの読解力は必要だと思います。
また、読解力だけでなく、解説ページには問題内で用いられていたで熟語なども、確認することができます。センター試験は重視されるスピードを落とさないためにも、わからない熟語をこの参考書で、同時につぶしておくのもよいのではないでしょうか。
英語長文問題精講
こちらも長文読解力をつけたい方におすすめです。
「英語長文問題精講」と先ほど述べた「やっておきたい英語長文シリーズ」との違いは、平たく言うと、1長文の長さが「英語長文問題精講義」のほうがかなり短いです。
では、長文対策としては甘いのでは?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「英語長文問題精講」は、長文が60問収録されており、和訳や抜きだしの力(問題に対して答える力)ではなく、一個一個にかける時間が短いため、文章全体の流れを読む力をつけることができます。
試験演習などで、英語を読むのに時間がかかる方は、この参考書を毎日一問ずつでもやることで、英文が結局は何を言いたいのかを素早く理解し、問題の正答率も上がっていくと思います。
Focus Finder
「Focus Finder」は、主に英文法対策の参考書になります。
この参考書はセンター試験の過去問に基づいた問題が多いため、1,2年の文法の復習があまりできていない方におすすめです。また、英文法問題に対して4択に答える形式になっているため、空き時間に行うのにぴったりです。
あくまで授業や、試験演習の合間に苦手分野を補修していくイメージで活用できるとよいと思います。
TARGET シリーズ
「TARGET」は単語力をつけたい方におすすめです。
自分は単語帳は各々にあった物を使えばよいと考えていますが、今回は自分が受験期の時用いていた単語帳を紹介させていただきます。「TARGET シリーズ」は1200,1500,1900の3つのレベルがあり、sentenceなどの基礎単語にも、「文」という一つの意味だけでなく、「判決、宣告する」といった別の意味や、例文、その単語を用いた熟語や対義語を同時に網羅でき、とても使いやすかった印象です。
おわりに
今回紹介した参考書は、基本的に自分が受験生の時に使っていたものを中心に選びましたが、参考書は手あたり次第に買えば良いというものではもちろんありません。
「自分のスタイル、弱点にあっているか」が一番のポイントです。その見極めの基準として、今回の記事になれば幸いです。受験生はつらい時期だと思いますが、目標に向けて頑張ってください。