日本国内ではカジノが認められていないため、豪華客船クルーズに乗船する際に「カジノで遊ぶ」ことを楽しみのひとつとしている方も多いかもしれません。
カジノは、ルーレットやスロット、カードゲームなど、初心者から上級者まで、誰もがついつい時間を忘れてしまう大人の遊びです。
しかし、残念ながらディズニークルーズの各客船には、いずれもカジノ施設はありません。そのかわり、ディズニークルーズには他のクルーズ船とはちょっと違ったビンゴがあります。
本稿では、ディズニークルーズのビンゴゲームについてご紹介します。
ビンゴの価格
ビンゴに参加するには、ビンゴカードを購入することから始まります。
たいてい、ビンゴのスタートの1時間前くらいから販売が始まります。気になるビンゴカードの価格は段階式で、私が参加した際は30ドルからでした。
家族や友人と一緒に参加する場合はまとめてセットで買うとお得です。
ビンゴカードとデジタルビンゴカード
ディズニークルーズのビンゴが他のクルーズ船と違うのは、ビンゴが紙のビンゴカードだけでなくデジタルビンゴカード機も用意されていることです。
デジタルビンゴカード機は、無線で親機とつながっているようで、読まれた数字が勝手に塗りつぶされますので、自分で数字を探す手間が省けて楽チンです。
私は紙のカード1枚とデジタルビンゴカード機のセット40ドルを買って参加しましたが、周りを見渡してもそのセットが人気のようでした。
ビンゴはいつ行われる?
ビンゴは、毎日ではないものの、4日間のクルーズ中に3回は行われていました。ビンゴの開催時間は船内新聞のイベントスケジュールで確認できるため、毎晩翌日のイベントは要チェックです。
初日の参加者が少ない時なら当たる確率は増えますし、最終日のジャックポットビンゴは参加者は多いものの賞金が莫大です。
他のイベントとの兼ね合いもありますが、どの日にビンゴに参加するかは、事前に少し考えていくと良いかもしれません。
ビンゴのルール
ビンゴのルールは至って普通、と言いたいところですが、日本で一般的な「どこか一列開いたらビンゴ」ではないことに注意が必要です。
1コマのセッションで、ビンゴは3回行われます。その時々で、「全部開いたらビンゴ」だったり「一番右の列が開いたらビンゴ」だったりとルールが変わります。
また、そもそもビンゴは子供だけでは参加できず、必ず大人が同伴すること、という最低限の参加ルールは押さえておきたいところです。
プレゼント抽選
ディズニークルーズのビンゴ大会では、ビンゴに先んじてまずはビンゴカード購入者の中からプレゼントの抽選会があります。
プレゼントはピンバッヂやトートバッグなどのディズニーグッズからオンボードクレジットまで様々ですが、結構な人数の人に当たります。
私は30ドルのオンボードクレジットが当たり、友人にはディズニークルーズの帽子が当たりました!
ビンゴの賞金は?
気になるビンゴの賞金はその時々で変動し、1番目にビンゴになった人に500ドル、2番目の人に100ドル、3番目の人に50ドル…といった感じで、何人かビンゴが出るまで続きます。
最終日のジャックポットビンゴでは、1番にビンゴになった人にはそれまで繰り越した全額ということで、1,000ドルを超えることも珍しくないようです。
幸運にもディズニークルーズでビンゴに当選した場合、一点注意点があります。
日本でお馴染みのコスタクルーズもプリンセスクルーズもビンゴの賞金は現金払いですが、ディズニークルーズのビンゴの賞金はオンボードクレジットでの支払いとなることです。
オンボードクレジットは払い戻しができないため、クルーズ中のチップ、お酒代、お土産代などを上回る金額が当選した場合は、せっかくの当選金を無駄にしてしまうことになります。
取らぬ狸の皮算用ではありますが、もしビンゴで賞金として大金を手に入れた場合は、同行者の会計をその人にまとめたり、お土産を増やしたり、はたまた次のクルーズを申し込んだりと、うまく使い切ることを考えておきたいですね。
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