ディズニークルーズはフロリダのポートカナベラル港に大きな自社ターミナルを持ち、ディズニークルーズと言えばポートカナベラル発着と言っても過言ではありません。
そんなフロリダのポートカナベラル、日本からは直行便が飛んでいないので、どう頑張ってもどこかで乗り継ぎをしないといけないのですが、「乗り継ぎ1回」という条件にしてみても何百という候補が出てきて、どれを選んだらよいか迷ってしまいます。
そこで、ディズニークルーズへの乗船経験2回、公私合わせてアメリカへの渡航経験20回以上の筆者がオススメするディズニークルーズに乗船するためのフライトの選び方をご紹介します。
貯めているマイレージのアライアンスから航空会社を選ぶ
海外旅行が初めて！という方を除いて、一度でも海外旅行に行ったことがある方は航空会社が提供しているポイントプログラムである「マイレージクラブ」の存在は耳にしたことがあるでしょう。
すでにどこかの航空会社のマイレージカードを所有しているのなら、自分が貯めているマイレージカードの会社と同じアライアンス（航空連合）に所属する航空会社のフライトを選ぶのが一番です。
日本からフロリダは、地図で見ても一目瞭然ですが、かなりの距離があるので貯まるマイルも比較的たくさんになります。
全日空（ANA）はスターアライアンスに所属しています。日本からアメリカに就航しているスターアライアンスの航空会社は、ユナイテッド航空、シンガポール航空、アラスカ航空、そしてカナダ経由でエアカナダが選択肢に上がります。
日本航空（JAL）はワンワールドに所属しています。日本からアメリカに就航しているワンワールドの航空会社はアメリカン航空です。
夜中に到着の便は避ける
オーランドはアメリカの中でもかなり治安の良い場所ですが、それでも深夜に到着する便は避けた方が賢明です。
遅くとも夜の8時くらいまでにはオーランドに着けば、お店もまだやっていますし、移動するにも安心です。
飛行機の中で寝られるなら深夜便一択
もしも飛行機の中で寝られる体質の方なら、日本を夜中に出発する便が一番おすすめです。飛行機に乗っている時間と時差を合わせると、日本を深夜に出発するとオーランドに早朝到着することができ、到着日が丸一日有意義に使えます。
しかし、万一飛行機で眠れないと、睡眠不足のままに一日を過ごす羽目となり、結構リスキーです。
乗り継ぎ時間が3時間以上ある便を選ぶ
日本からアメリカに行く場合、アメリカの入国審査は最初の空港で行います。
つまり、最終目的地がオーランドでも、入国審査は乗り継ぎの空港で実施されるのです。
アメリカの入国審査は、アメリカ人はサクサク進むのに、外国人の列は本当に全然進みません。実際に私もこれまで入国審査が終わらずに予定していた飛行機に乗り遅れたことは一度や二度ではありません。
これまでの経験から、乗り継ぎ時間は3時間とっておけば安心かな、という感じです。
ちなみに、空港によっては、セカンドエスタと言って、現在使っているパスポートで一度でもエスタ入国したことがあれば、外国人でもアメリカ人の列に並ぶことができることもありますので、覚えておいて損はありません。
フライト時間の組み合わせはどれが好み？
アメリカの西海岸から東海岸は、同じ国なのにいくつもタイムゾーンを跨ぐほどに離れていて、国内線なのに飛行時間が6時間なんてこともあり得ます。
大きく分けて、日本からアメリカと、アメリカ国内線の組み合わせとして、10時間+6時間（ロサンゼルスやシアトル乗り継ぎなど）、13時間+3時間（ワシントンDCやニューヨークなど）の二通りが考えられます。
帰りの便は割と何でも良い
色々と考えた行きの便に比べて、帰りの便は実はそんなに考えなくても大丈夫です。というのも、アメリカは出国審査がないので、帰りは乗り継ぎが1時間でも楽勝で、また旅行で疲れた体では、どの便を選んでもいい感じに眠れるからです。
とはいえ、オーランドを朝の7:00に出発するような便では、まだ外が真っ暗な3時とか4時とかにホテルを出発しないといけないので、防犯的にも睡眠時間的にもあまりおすすめしめせん。
あとは優先順位をつけて選ぶだけ
ここまで色々な条件を見てきましたので、あとは自分が何を優先するのかを確認して、フライトを選ぶだけ。
色々な航空会社のフライトを一覧比較するには、スカイスキャナーが便利です。気になる日程でフライトを検索してみましょう！
