旅行の楽しみの一つは何と言ってもお食事です。
ロイヤルカリビアンの船には初めて乗船したのですが、ほかのクルーズ会社とはちょっと違うダイニングシステムで、良い点も悪い点もありました。
また、船内のカフェやバーはやはり旅行中ののんびりタイムに最適で入り浸ってしまいましたので、本稿ではオベーション・オブ・ザ・シーズのお食事事情をご紹介します。
マイタイムダイニングはこれまでのクルーズと全く違うシステム
オベーション・オブ・ザ・シーズでは、自分で好きな時間にレストランを選べる『マイタイムダイニング』というシステムが導入されていたので、これまでのクルーズのように、「毎日決められた場所で決められた時間に」という制約がありません。
時間がフレキシブルに変えられるのは良いのですが、レストランは早い時には17:30頃には混雑し始めますので、特にお子様連れの方は17:00にはレストランにいることをオススメします。
19:00頃になっても混雑していましたので、遅い時間よりは早めに食事を済ませてしまった方が後々ゆっくりと過ごすことができます。
好きな時間にと言っても結局待ち時間があると時間の無駄ですし、私は個人的にはトラディショナルな「決められた場所で決められた時間に」という夕食スタイルの方が好みです。
幅広いレストランの選択肢
レストランは、有料で食べられる場所と、無料で食べられる場所があります。基本的な食事代やソフトドリンクはクルーズ料金に含まれているのですが、お酒は別途料金がかかります。
有料のレストランも無料のレストランも、コースメニューですが、いずれも前菜無しのメイン2つ、とか、デザート3つ!とか、メニューの中から好きなように注文ができるので、その日のお腹の空き具合で調整が可能です。
中には、自分で好きな料理を好きなだけ取って食べる、バイキング形式のレストランもあります。様々な料理を少しずつ食べたいという方にオススメです。
無料のレストランだけでも十分かも
有料のレストランと無料のレストランでは、使用されている食材に違いはありますが、味はどちらもとても美味しく、のんびりと食事をすることができました。
店員さんの気配りもあり、パンがなくなる頃には、声を掛けてくれます。子どもたちにも笑顔で話しかけてくれますので、楽しそうに食事をしていました。
特別な記念日だったり、どうしても食べたいメニューがある場合は別ですが、無料のレストランだけでも十分に満足できるものだと思います。
ちょっとした休憩にバーやカフェを利用しよう
面白いことに、バーではロボットがカクテルを作ってくれ、自分が飲みたいお酒を選択すると、自動的に動き出していました。
子どもたちも興味津々で、他のお客さんが注文しているカクテルも、熱心に眺めていました。カフェでは、水やコーヒーが飲み放題で、カップケーキが食べ放題でした。
カフェは時間帯によっては混雑していますが、早朝であればほとんど人はいませんので、静かな空間でゆっくりコーヒーを飲むことができます。
水は水筒に入れて、船内や寄港地観光に持ち運ぶこともできます。子どもたちの水分補給に丁度良いと思い、とてもお世話になりました。カップケーキは4~6種類程度あり、大人もつい食べ過ぎてしまう美味しさで、ティータイムの小腹が空いた時にもオススメです。