今回の飛鳥Ⅱクルーズの寄港地は、出発地の金沢、大船渡、仙台、そして到着地の横浜の四ヶ所となりました。
クルーズ旅行の観光で気を付けなければならないのは、必ず乗船時間に到着しておかねばならないということです。よほどのことが無い限り大丈夫ですが、きちんと出航時刻や移動時間を計算して観光の計画を建てる必要があります。
ただ今回は国内と言うこともあり、寄港地と言ってもクルーズ船に乗らなくても行けるところなので、私達はあくまで船内で楽しむことがメインと考えていました。
北陸新幹線で金沢へ
私達は住まいのある東京から北陸新幹線で石川県へ向かいました。
金沢ではクルーズの前に一泊して、着物の着付けをしてもらい兼六園の散歩を楽しみました。兼六園は風光明媚な庭園が美しいですが、いたるところに沢山の種類のきのこが生えていまして、そちらも見どころに感じました。種類ごとに撮影し、庭園の写真より多かったことも…。
出航時間が近くなり慌てて船へ向かうと私達が最後のようでした。出航時にはテープカットやウェルカムドリンク、地元の方の踊りのサービスがありました。
雨の大船渡
大船渡では小雨となりました。通常の観光は駅から出発することが多いですが、クルーズでは港からの出発となります。が、心配せずとも港には沢山タクシーが乗り付けていますし、港によっては電動自転車を貸してくれます。
ほかには特設でお土産屋さんのテントが作られたりしていました。大船渡では私は船酔いを起こしてしまっていて、何よりも酔い止めを購入することが最優先であったため、特に観光はしなかったです。
仙台ではバスツアーに参加
仙台ではバスツアーのオプションコースの申し込みをしていました。バスガイドさんの説明を受けながら、日本三景のひとつである松島へ向かいます。
松島では小さな二階建ての船に乗り込みたくさんの小島の説明を受けます。ガイドのおばさんの説明が小気味よくてとても楽しかったです。
海苔が有名なようで、お土産の売り込みもちゃっかりしっかりしてきます。湾に戻って周辺を少しだけ観光するとすぐに集合時間になりました。
あっという間に終着地へ
あっという間に一週間のクルーズはおわりで、最後は終着地の横浜です。夜中のうちには横浜港沖に到着していたようで、時間までグルグル旋回していたようでした。
私達はギリギリまでカフェでおやつなどを食べてのんびり過ごしていました。ここまで来るとだいぶ皆さん疲れるのかと思いきや、お年寄りの方は皆元気です。私達は横浜中華街でランチを食べ、帰路につきました。
おわりに
様々な観光地をたくさん巡れるというメリットがある一方で、観光地で丸一日は過ごせないところはクルーズ旅行のデメリットのひとつかなと思います。
一か所であれもこれも!というよりは、船でのんびり、ついでに観光も、くらいの気持ちで乗船するのが良いかもしれません。