新型コロナウィルスの世界的な流行を受け、せっかく楽しみにしていた旅行を泣く泣くキャンセルしないといけないなんて事態になっている方も多くいらっしゃるでしょう。
私も、2月から3月にかけて、海外出張の予約を2件と、海外旅行の予約を1件、そして国内のフライト1件をキャンセルすることになりました。
出張のキャンセルは会社が処理してくれるので自分ですることはないのですが、プライベートの旅行は自分でなんとかしないといけません。
今回は国際線も国内線もANAのフライトだったので、ANAのコールセンターについて調べたのでまとめておきます。
Webからキャンセルできるかも
まずはじめに、そもそも電話をかけなくても、Webからキャンセルできる場合はWebから手続きするのが鉄則です。ただでさえこの非常時、いつもに輪をかけてコールセンターは混み合っていて、オペレータにつながるまでには長く待たされることが予想されます。
2020年3月1日現在、以下のいずれかに当てはまる場合は、Webから手続きが可能です。
- キャンセル可能な航空券の場合
- 香港・マカオを含む中国発着路線の場合
- 国内線の場合
具体的な対応方法は、ANA公式サイト「新型コロナウイルスによる肺炎に伴う対応について」をご覧ください。
待たされてもイライラをオペレーターにぶつけないこと
電話がつながるまでに時間がかかってしまうと、それだけでイライラしてしまいますが、間違ってもそのイライラを電話に出たオペレーターにぶつけてはいけません。
以前仕事でコールセンター業務に少しだけ携わっていたことがありますが、電話で相手の顔が見えないと、途端に態度が大きくなる方やイライラを隠そうともしない方がいらっしゃいましたが、電話を受ける側も感情のある人間です。
まして、今回のような世界規模での混乱時において、それでもなお仕事を全うしているオペレータの方には、いたわりの言葉をかけろとまでは言いませんが、どうか待たされたことを怒らずに、対応してあげてほしいと思います。
コールセンターの種類はいくつかある
一口にコールセンターと言っても、いくつか種類があります。
繋がりやすさは、その番号を使える人の人数に反比例します。
コールセンター名 | 使える人 |
ANA国内線予約・案内センター | ANA国内線を利用するすべての方 |
ANA国際線予約・案内センター | ANA国際線を利用するすべての方 |
ANAマイレージクラブ・サービスセンター | ANAマイレージクラブ会員(無料)の方 |
ANAカードデスク | ANAカード(クレジットカード)をお持ちの方 |
スーパーフライヤーズデスク | ANAスーパーフライヤーズカード(クレジットカード)をお持ちの方 |
ブロンズサービスデスク | ANAマイレージクラブ会員のうち、ブロンズサービスメンバーの方 |
プラチナサービスデスク | ANAマイレージクラブ会員のうち、プラチナサービスメンバーの方 |
ダイヤモンドサービスデスク | ANAマイレージクラブ会員のうち、ダイヤモンドサービスメンバーの方 |
以降、一つずつ電話番号をご紹介します。
ANA国内線予約・案内センターの電話番号
ANA国内線予約・案内センターの電話番号は以下のとおりです。ナビダイヤルに電話すると最寄りのコールセンターに回されますが、なかなかつながらないとその後に各地のコールセンターに振り分けられるので、最初から空いてそうな地域のコールセンターに掛ける、というのも一つの手です。
受付時間 6:30~22:00(年中無休)
フリーダイヤル | なし |
ナビダイヤル | 0570-029-222 |
東京 | 03-6741-8800 |
札幌 | 011-726-8800 |
名古屋 | 052-586-8870 |
大阪 | 06-7637-8800 |
福岡 | 092-752-8800 |
沖縄 | 098-861-8800 |
ANA国際線予約・案内センターの電話番号
ANA国際線予約・案内センターの電話番号は以下のとおりです。
こちらも、ナビダイヤルに電話すると最寄りのコールセンターに回されますが、なかなかつながらないとその後に各地のコールセンターに振り分けられるので、最初から空いてそうな地域のコールセンターに掛ける、というのも一つの手です。
受付時間 24時間 年中無休
フリーダイヤル | なし |
ナビダイヤル | 0570-029-333 |
東京 | 03-6741-6685 |
札幌 | 011-281-1212 |
名古屋 | 052-586-8851 |
大阪 | 06-7637-6675 |
福岡 | 092-724-5503 |
沖縄 | 098-861-1212 |
ANAマイレージクラブ・サービスセンターの電話番号
ANAマイレージクラブ会員が使える番号は以下の通りです。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | なし |
ナビダイヤル | 0570-029-767 |
東京 | 03-6741-6683 |
札幌 | 011-726-6100 |
名古屋 | 052-586-1717 |
大阪 | 06-7637-6673 |
福岡 | 092-731-5700 |
沖縄 | 098-867-4560 |
ANAカードデスクの電話番号
ANAカードというクレジットカードを持っている場合は、フリーダイヤルが使えます。ただし、携帯電話からはフリーダイヤルを使えないので、ナビダイヤルの番号にかけましょう。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | 0120-029-747 |
ナビダイヤル | 0570-029-747 |
東京 | 03-6741-6684 |
スーパーフライヤーズデスクの電話番号
ANAマイレージクラブ会員で、ある一年間に飛行機にたくさん乗ると、プラチナ会員、ダイヤモンド会員という上級会員になることができますが、そのプラチナ会員、ダイヤモンド会員にはスーパーフライヤーズカードという「カードを持っている限り上級会員特典が続くクレジットカード」を作れるという特典があります。
そんなスーパーフライヤーズカード(SFC)保持者は、専用のフリーダイヤルを使うことができます。ただし、こちらも携帯電話からはフリーダイヤルを使えないので、ナビダイヤルの番号にかけましょう。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | 0120-029-340 |
ナビダイヤル | 0570-029-340 |
東京 | 03-6741-6682 |
ANAブロンズサービスデスクの電話番号
前年にプレミアムポイントを30,000ポイント貯めた方限定の「ブロンズサービス」でも、もちろんフリーダイヤルが用意されています。ただし、こちらも携帯電話からはフリーダイヤルを使えないので、ナビダイヤルの番号にかけましょう。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | 0120-029-062 |
ナビダイヤル | 0570-029-062 |
東京 | 03-6741-6681 |
ANAプラチナサービスデスクの電話番号
前年にプレミアムポイントを50,000ポイント貯めた方限定の「プラチナサービス」でも、もちろんフリーダイヤルが用意されています。ただし、こちらも携帯電話からはフリーダイヤルを使えないので、ナビダイヤルの番号にかけましょう。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | 0120-029-140 |
ナビダイヤル | 0570-029-140 |
東京 | 03-6741-6680 |
実際にプラチナサービスデスクに電話した時の体験談は過去記事でご覧いただけます。
2017年にANAの上級会員であるプラチナステイタスを取得したため、ANAを含めスターアラインアンスを利用する際には何かと優遇されています。いつもはWebだけで用が済むのですが、電話しないといけない用事ができたので、プレミアムメンバ[…]
ANAダイヤモンドサービスデスクの電話番号
ANAマイレージクラブの最上級会員である「ブロンズサービス」となると、携帯からもフリーダイヤルが使えます。東京の電話番号があるのは、海外からかけることを想定しているためですかね。
受付時間
国内線 6:30~22:00(年中無休)
国際線 24時間 (年中無休)
フリーダイヤル | 0120-029-678 |
東京 | 03-6743-3880 |
おわりに
コールセンターひとつ取ってみても、一般の方とマイレージカード会員、クレジットカード保持者では扱いが明確に分けられていることがわかります。
滅多に飛行機に乗らない場合は、上級会員になることは難しいですが、マイレージクラブ会員になるだけなら無料ですし、ANAカードも1,000円程度の年会費で持てるものもあります。
いざというときに備えて、ANAカードを持っておくと良いかもしれません。