クルーズ旅行に行く前に知っておきたい10のこと

ダイヤモンドプリンセスやコスタネオロマンチカなど、日本近海クルーズがここ数年で盛んになり、初めてのクルーズ旅行に挑戦してみよう、と考えている方も多いことでしょう。

そこで、本稿では、20代の頃からクルーズにハマって今やすっかりクルーズフリークとなった筆者が、クルーズ旅行に行く前に知っておきたい10のポイントをご紹介します。

クルーズ船はほとんど揺れない

はじめてのクルーズ旅行に出かける前に不安に思うことのひとつに、「船は揺れるのでは?」とか、「波が荒くて船がひっくり返ったりしないの?」という安全面への不安があります。

日本の小さな島に渡るような連絡船やフェリーなどでひどい船酔いを経験したことがある方も多いでしょうし、不安になる気持ちもわかります。しかし、船というのは大きければ大きいほどに駆体は安定しますし、クルーズ船には揺れを軽減するスタビライザーと呼ばれる仕組みが導入されているので、通常、ほとんど揺れを感じることはありません。

それでもまだ不安だという方は、万が一に備えて、お守りとして、服用するタイプの酔い止めを持っていくことはもちろん、腕に付けるバンドタイプの酔い止めを用意していけば安心です。

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毎晩ドレスコードが決められる

クルーズ船上では、毎日夜に「ドレスコード」と呼ばれる服装の目安があります。ドレスコードはたいていの場合、カジュアル、セミフォーマル、フォーマルの三段階ですが、あくまでも目安で、どうせならそれに従ったら楽しめる、という感じです。

フォーマルの日にカジュアルな恰好をしているとかなり悪目立ちしますので、思いっきり楽しむためにもドレスコードは守りたいものです。

クルーズ旅行に向けての荷物のパッキングには、いつもの旅行より少し多めにオシャレ着を入れていくことをおすすめします。

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クルーズスタッフに日本人はほとんどいない

日本発着であれ、海外のクルーズであれ、クルーズのスタッフに日本人はほとんどいないか、まったくいないと思っていた方がよいでしょう。

クルーズ船に乗船後、よく関わることになるレストランのスタッフや部屋の掃除をしてくれるキャビンスチュアートは、フィリピンなど東南アジア出身の方が多いです。

スタッフはたいてい英語が通じるので英語でコミュニケーションを取れば良いですが、いくつかの言語で簡単な挨拶を覚えていって、その国のスタッフに挨拶してみるととても喜ばれますし、会話も弾みますので、「こんにちは」くらいは覚えていくとよいでしょう。

私が今まで出会ったクルーズスタッフの出身国とその国の「こんにちは」を並べてみました。覚えておいて損はないはず!

フィリピン(タガログ語)・・・Magandang tanghali(マガンダン タンハリ)

インドネシア・・・午前:Selamat pagi(スラマッパギ)、午後:Selamat siang(スラマッシアン)

マレーシア・・・午前:Selamat pagi (スラマッパギ)、午後:Selamat petang (スラマップタン)

インド・・・नमस्ते, Namaste(ナマステ)

中国・・・你好(ニィハオ)

ペルー(スペイン語)・・・¡Hola!(オラ)またはBuenos días(ブエノ ディアス)

インドネシア語とマレー語が似ているので気になって調べてみたら、言語の60〜90%似ているとも言われているそうで、そこまで行くと方言レベルと言っても過言ではないのでは、というような気になります。

クルーズ船内の支払はすべてクルーズカードで

クルーズ船内での買い物、スパの利用、ドリンクの注文など、支払いが発生する場合にも、都度の現金やクレジットカードでの支払いは必要なく、クルーズカードと呼ばれるカードを提示するだけです。ホテルや旅館の部屋付けの支払いのようなものと考えればイメージしやすいかもしれません。

クルーズカードは乗船時に一人一枚配られるカードで、これ一枚で部屋の鍵、身分証、そして支払い手段となる大事なカードです。

食事の都度、支払いは不要で、チップを渡す必要もない

海外旅行の時に気になることとしては、日本人には慣れない、外国でのチップの習慣があります。

クルーズ旅行においては、オプションで有料レストランを利用する場合を除いて食事の都度の支払いは不要ですし、ウェイターにチップを現金で渡す必要もありません。

チップは、クルーズの長さに応じて自動的にクルーズカードにチャージされ、下船時にまとめて精算することになります。

チップの金額はあらかじめ決められた金額になっていますが、もしも「こんなにチップを払いたくない」という場合や、逆に「もっと払いたい」という場合には、フロントに相談してチップの金額を変更することも可能です。

ドリンクパッケージがお得とは限らない

どのクルーズに乗船しても、お酒やジュースなどが飲み放題となるドリンクパッケージというものがあり、事前に予約することもできますし、乗船後も売り込みがあります。

ドリンクパッケージを申し込む場合に注意したいのは、同じ部屋に泊まる人は全員ドリンクパッケージを宿泊日数分だけ購入する必要がある、ということです。

たとえば、夫婦2人で乗船して、旦那さんは酒豪でものすごく飲むけど奥さんはお酒を飲まない、とか、二日に1回は必ず休肝日としている、なんていう場合には、もとが取れないかもしれません。

自分と、同室の同行者がどれくらい飲むのか、というのを計算して、飲み放題のドリンクパッケージを購入するかどうか決めるのが得策です。

なお、飲み放題のドリンクパッケージの他、ワイン3本セットや水6本セット、コーヒー10杯チケットなど、単品よりもお得なまとめてセットも確認してみると良いでしょう。

クルーズ船内のショップではセールがある

クルーズ船内のショップでは、クルーズ会社のオリジナルグッズ、お菓子などのお土産はもちろん、バッグ・貴金属・時計・化粧品など様々なものが売られていて、その価格は日によって変動します。

毎日船内新聞をチェックしていると、「20ドルオフクーポン」や「今日だけ宝石が50%オフ」とか、「バッグのセール」とか、いろいろとお得な情報が載っていたり、チラシが挟んであることもあります。

乗船後、ショップで気になるものがあってもすぐには買わず、クーポンやセールを待ってみるのも良いかもしれません。

乗下船時はつねにセキュリティチェックがある

クルーズ出発地において不審者が乗り込まないようにチェックされるのはもちろんですが、寄港地につくたび、そして寄港地でふたたびクルーズ船に戻るたびに、必ずセキュリティチェックがあります。

セキュリティチェックでは、クルーズカードを機械で読み込んで乗客であることを確認し、荷物をすべてスキャンして危険物を持ち込んでいないことを確認し、また、空港にあるような金属探知機のゲートをくぐります。

船によってはクルーズ船内へのお酒の持ち込みを禁止していることもあり、その場合は、寄港地から船に乗り込むタイミングでお酒を持っていることがわかると船での預かりとなり、最終下船時に受けとることとなります。

階段での移動が一番早い

クルーズ船内では客室からどこかに移動する場合、レストランやシアターに行く場合や、寄港地で下船するときなど、かならず上から下、または下から上へ、縦の移動が発生します。

クルーズ船内にはたくさんのエレベータがあるので、たいていは近くのエレベータを使うことになりますが、特に食事時や下船時は混雑していてエレベータが来たと思っても満員で乗れないなんてことが良くあります。

足腰に不安がない場合、エレベータを待っているよりも、階段で上り下りした方が圧倒的に早く移動できることが多いですし、運動不足になりがちなクルーズ船内での良い運動になります。

常にイベント満載で退屈な時間はすごせない

クルーズ船内では、シアターで、ダンスフロアで、アトリウムで・・・船内のありとあらゆる場所で常に何らかのイベントが行われていますので、「あれも行かなきゃ」「これも行かなきゃ」、そうこうしているうちに寄港地について観光しに行ったり、食事の時間になったりと大忙しです。

のんびりとカフェにいても、いつのまにか居合わせた人との話に花が咲いて時間がたっていることもしばしば。

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