数ヶ月前にイスタンブール経由でヨーロッパに行く特典航空券を予約したのですが、出発日が近づく中で旅程の確認をして、イスタンブールで乗り継ぎのついでに少し観光するために航空券の予約変更をしてみました。
特典航空券の取り方や検索方法のTipsは以下のリンクをご覧ください。
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変更できる範囲は日付と時間のみ
「予約変更」といっても、変更できるのは搭乗日の日付と時間のみで、航空会社や経由地を変更することはできません。
そのため、ANA便で成田からロンドンを予約していたものを、ターキッシュエアラインズで成田からイスタンブールとイスタンブールからロンドンへ変更というようなルートの変更はできません。
また、変更によって搭乗日が355日より先になるような日程への変更もできません。
ヨーロッパ域内やアメリカ国内などの短距離線は、同日に同じ航空会社が何便も運航しているため、空きさえあれば簡単に日にち・時間変更が可能です。
変更は電話またはウェブから手続き
すでに持っている予約の変更をする場合、ANAのウェブサイトにログインして便を変更するか、またはANAのサービスセンターに電話して変更を依頼することとなります。
ウェブでの手続きが自分でできるので便利なのですが、ウェブで手続きできる旅程には制限があります。
ウェブで変更できない旅程の代表例は以下の通りです。
- 複数都市に滞在する旅程
- 予約済クラスと異なるクラスに変更する場合
- 満席のため空席待ちをする場合
スーパーフライヤーズデスクはつながりやすい！
さて、今回の旅程は複数都市に滞在する旅程のため、ウェブからの変更ができないのでANAのサービスデスクへ電話で変更依頼をすることとしました。
私はスーパーフライヤーズ会員なので、スーパーフライヤーズデスクへ電話をします。フリーダイヤルですし、登録済の電話番号からコールする場合は自分のマイレージ番号等を入カする必要がなく便利です。
ANAの通常のサービスデスクは、場合によってはかなり混雑して待たされることが多いのですが、スーパーフライヤーズデスクはすぐにオベレーターにつながり、待たされるストレスがありませんでした。
空席があるはずなのに予約できない??
こちらのリンクに書いたユナイテッド航空のサイトを使って特典航空券の空き状況を確認したところ、変更したい便は空きがあるはずでした。
オペレーターの方に変更したい便を伝えたところ、「3席空いているという表示が出ているのですが、なぜか入力ができません。原因を調査しますので少々お待ちください。」と保留になり、少し待つことになりました。
2分程度待ったところで、「表示上は空いていることになっているのですが、実際には全席予約で埋まっているようです」とのことで、空席があるように見えても予約できないという事態が発生することがわかりました。
変更の候補を提案してもらって無事に予約変更
今回は変更の希望便しか調べていなかったので、このまま元の便のままにしようかどうしようかなぁと思ったのですが、オベレーターの方に「●●時または●●時の便でしたら変更可能でございます」と変更可能便の提案をしていただけました。
この点、そもそも自分で全然調べていない状況で電話をかければオペレーターの方が調べてくれるので、最初からオペレーター頼みにしても良いかもしれません。
なお、座席の希望がある場合はこのタイミングでリクエストすれば座席指定をしてもらえますし、ANAのマイページ内で自分で後から指定することもできます。
元の便との差額調整で支払いが発生することも
ANAは特典航空券でも燃油サーチャージなどの諸経費は別途支払いが発生します。
同じルートなので空港使用料は変更ないはずですが、燃油サーチャージは定期的に変動しますので、当初予約時と比較して追加の支払いまたは返金が発生することがあり得ます。
今回は追加の支払いが発生するということで、その場でカードの番号をお伝えしてすぐに決済されました。
返金の場合は、支払い時に使用したクレジットカードに一部キャンセルの扱いで返金処理されるそうです。
変更後の旅程の確認はメールで
無事に旅程の変更ができた場合、電話から数時間後にANAに登録してあるメールアドレスに「eチケットお客様控」が送付されます。
自分の希望どおりのスケジュールになっているかを再度確認し、あとはフライトに備えるだけです。
