アムステルダム中央駅を出ると、放射状に運河が広がっており、たくさんのクルーズ会社が軒を連ねています。
アムステルダムを初めて訪れるなら、運河でアムステルダムを一周する運河クルーズは外せないアトラクションです。地図を片手に運河クルーズに乗船すれば、街の主要スポットの位置関係がなんとなく把握できて、その後の街歩きが断然楽になります。
実際にアムステルダムを訪れたときに運河クルーズに乗船してみたので、その経験談をまとめておきます。
運河クルーズの選び方
アムステルダム中央駅の駅前にはいくつものクルーズ会社の出発地となっていますが、会社・コースが全部で60以上!どのクルーズ会社を選べば良いかは悩ましい問題です。
そこで、実際に見聞きして比べてみたポイントをあげておきます。
日本語に対応しているかどうか
どのクルーズ会社も、「多言語に対応」と銘打っていますが、その多言語の中に日本語が含まれていないことがあるので注意が必要です。
2~3の言語に対応している場合は、テープが流れてオランダ語→英語→ドイツ語という順番で同じことを説明するので、英語での説明のころには説明対象の場所を通り過ぎていることも少なくありません。
その点、日本語対応している場合は十中八九オーディオガイドで言語を選ぶので、多少変な日本語だとしても、わかりやすくかつタイムリーな説明を聞くことができます。アムステルダムの街のことをよく知るためにも、英語が苦手な方は日本語の音声ガイドが必須です。
運河クルーズだけで良いか?
運河クルーズはだいたい一周一時間で15~20ユーロです。運河クルーズだけのもの、市内観光バスとセットのもの、食事とセットのもの等、いろいろなオプションが選べます。
ホップオンホップと呼ばれる途中上下船が可能なものもあります。
クルーズ船上で食事も楽しみたい方のためのパーティ・ビール・クルーズや、ライトアップを楽しむ夜景クルーズ、また市内観光バスとセットのものもあり、お好みに応じて選択肢は豊富にあります。
運河クルーズで見られるポイント
運河クルーズでは、アムステルダムに広がるたくさんの魅力的なポイントを効率良く見ることができます。
中でも私が感動した2つのスポットをご紹介します。
七つの橋
運河クルーズの中盤で船内がおぉ!っと盛り上がったのは、ヘーレン運河とレギュレリエス運河の交差点。なんと一直線に並ぶ橋が7つ重なって見えるという場所で、クルーズ船からしか見ることのできない絶景ポイントです。
傾いた家
アムステルダムは、埋立地に何千・何万という木の杭を深く打って作られた人工の地。木の杭の経年劣化により、地盤はユルユルになっていて、だんだん傾いてきているんだとか。
隣り合った家が支え合っているみたいで面白いな、と思ったものの、実際住むにはどうなんでしょう?と思ったり。
事前予約がおトク!
アムステルダムの運河クルーズは、初めてアムステルダムを訪れる方には絶対に外せないポイントなので、日本から事前予約していくことをおすすめします。
事前予約の方が現地で直接チケットを購入するよりも割引が効いておトクになります。
予約はベルトラ(VELTRA)から、日本語で完了します。
アムステルダム歴史博物館もオススメ
アムステルダムの街の成り立ちを知るには、アムステルダム歴史博物館がとても良かったです。
アムステルダムといえば美術館!で、あまり人気がないのか全く混んでなくて、スタッフはフレンドリーで、でも街の成り立ちや歴史、現在の問題などがよくわかる博物館でした。
日本語のオーディオガイドもあってさらにわかりやすさアップでした。