長いようで短い成田からバンコクのタイ国際航空A380ファーストクラスでのフライトは、座席をフラットにしてウトウトしていたらあっという間!!
着陸して、シートベルト着用サインが消えたら、荷物を整理して飛行機を降りる準備をします。
名前のボードを持ったスタッフがお出迎え
飛行機を降りるとすぐに、何人かの名前のボードを持ったスタッフが立っています。
私の名前を持ったスタッフに声をかけると、機内持ち込みのスーツケースを受け取ってくれ、「こちらへどうぞ」と先導されます。
ついた先にはこのようなカートがたくさん!
バンコク国際空港を利用したことがある方ならご存知かと思いますが、この空港、とても細長いので、駐機場所によっては到着にしろ乗り継ぎにしろ、ものすごく歩かなきゃいけないのです。
今回はファーストクラス利用ということで、専用のカートに乗ってその長い距離をショートカットできました。
この日は乗継客が他にも居たようですが、なぜかカートは貸切!スタッフのお姉さんと和気藹々と話をしながらラウンジに向かいます。
ラウンジ到着までの間にセキュリティチェックを通過する必要がありましたが、そこには長蛇の列が・・・しかし、スタッフの先導のもと、列をどんどんスキップして、さらには裏口のような通路を通り、あっという間にファーストクラスラウンジに到着です。
ファーストクラスラウンジでのんびり
バンコク空港にはタイ国際航空のラウンジがいくつもありますが、今回はファーストクラス利用者のみが使えるというファーストクラスラウンジに通されました。
これまで何度かバンコク国際空港を利用したことはありますが、いつもスターアライアンスゴールドメンバーが使えるビジネスクラスラウンジを利用していたので、その差にも驚きです。
どうやら個室もあるようですが、今回はすべて満室だったようで、6人掛けのソファセットに通されました。
食事をするかどうか聞かれ、食事は要らないので飲み物だけ欲しいのでメニューを見せて欲しいと伝え、お酒・ジュース・お茶がいろいろある中で、ちょっと冷房にやられて体が冷えてきていたのでジャスミン茶をお願いしました。
ラウンジ内のスペースは十分にあり、隣の人とも離れていて良かったです。
お手洗いも驚きのスペース
タイ航空のファーストクラスラウンジは、スペースをゆったり使っているなとの印象を受けたのですが、さらに驚いたのがお手洗いです。
トイレの手前に上の写真のような謎のスペース。これだけでも立派なソファです。
また、トイレの個室も、そんなにスペースいる?という6畳くらいの広さがあり、なんだか落ち着きません。トイレは狭いくらいでちょうどいいなと思った次第です。
なお、ハンドソープやハンドクリームはロクシタンのものが完備されていたのも嬉しいポイントです。
ファーストクラスラウンジ内でのWi-Fi利用は申告制
ラウンジ内のWi-Fi利用方法は、そのラウンジによって結構違うものです。PW不要のフリーWi-Fiが飛んでいるところもあれば、テーブルの上にPWが置いてあるラウンジもあります。
今回のタイ航空のラウンジでは、搭乗券を渡してパスワードが発行される方式でした!
ロイヤル・オーキッド・スパラウンジでの極上マッサージ
タイ航空ファーストクラスを利用するときにぜひとも覚えておきたいのが、ファーストクラスラウンジのすぐ向かいにある、ロイヤル・オーキッド・スパラウンジが利用できることです。
このラウンジは他のラウンジと異なり、他社便利用者は利用できず、タイ航空のファーストクラスまたはビジネスクラス利用者だけが利用できる特別なラウンジなのです。
ビジネスクラス利用者は30分の部分マッサージ、ファーストクラス利用者は1時間の全身オイルマッサージが利用できるということで、あまり時間がない中でしたが全身オイルマッサージを受けてきました!
これまた広々とした個室で受けるマッサージは至福の時間で、このようなサービスを存分に受けるには、乗り継ぎ時間は長めに取ったり、往路よりもむしろ復路にタイ航空を利用すべきだったなと今回の旅程に反省点が見えてきます。
次の搭乗口まではまたカートでスピード移動
ファーストクラスラウンジに入ったときに、「次の搭乗口まではまたカートでお送りします。時間になったらスタッフが声をかけるので、それまではゆっくりしていてください」というようなことを言われました。
チケットに記載されたボーディングタイムをすぎても、全く迎えがくる気配がなく、少し心配になってきました。復路ならまだしも、往路で飛行機に乗り遅れるわけにはいきません!
念のため、近くにいたスタッフに「ボーディングタイム過ぎてるけどまだ待ってれば良いの?」と聞いてみると、「大丈夫です。準備が出来次第、もうすぐお声かけします」とのことで、安心して待つことにしました。
結局その10分後くらいに声がかかり、ロンドン行きのメンバーが6人ほど集められ、2台のカートに分乗して、次なる搭乗口まで向かいます。
しばらく進んだ後にいったんカートを降りて再びセキュリティチェックを通りますが、スタッフの先導によりまたしても大幅に列をスキップ、カートに再乗し搭乗口に到着です。
すでにエコノミー席の搭乗が開始しており、搭乗口は人でごった返していましたが、スタッフは「Excuse me!!」とどんどん人をかき分けて進み、無事に機内に乗り込みました。
世界中のラウンジを利用できるプライオリティパス
いつもの海外旅行をもっと快適にするには、世界中で1200ヶ所以上もの空港ラウンジが利用できるプライオリティパス(Priority Pass)が便利です。
ラウンジでは食事や飲み物の提供はもちろんのこと、ちょっとした調べ物や時間つぶしに便利な無料のWi-Fiインターネット接続、 雑誌や新聞の閲覧だけではなく、夕方〜夜便には嬉しいシャワールームや、仮眠室、一部のラウンジではスパのサービスを受けられることもあります。
プライオリティパスについてもっと知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。