マヨルカ島とは、地中海に浮かぶバレアレス諸島の一つで、その中心となる街が今回寄港したパルマです。この島のランドマークとも言えるパルマ大聖堂は、あの有名な建築家アントニオ・ガウディが改修に携わった建築物。
私にとっては、この旅No.1スポットです。
魅力的な気候と自然に恵まれた地中海の秘宝マヨルカ
スペインのマヨルカ島は、バレアレス諸島に浮かぶ島で、パルマはその州都です。
一年のうち300日以上が晴れという気候に恵まれた島で、自然豊かな山々と美しい海岸線が魅力的です。温暖な気候からリゾート地としても、世界各国からの観光客でにぎわっています。
マヨルカ島というと、日本人には聞きなれない地名かもしれませんが、元サッカー日本代表の大久保嘉人選手もかつてプレーしたRCDマヨルカの本拠地であり、プロテニスのラファエル・ナダル選手もこのマヨルカ島出身です。
パルマへの上陸時間は14:00。他の寄港地に比べて、遅い時間の上陸でした。
朝はまだ航行中の船内でゆっくり過ごし、昼過ぎにマヨルカ島が前方に姿を現すので、デッキに出ます。
綺麗なビーチラインを眺めていると、ひと際大きな茶色い石壁の建造物が目に入ります。アントニオ・ガウディが改修に手がけたパルマ大聖堂です。離れた沖合からでもそのスケールの大きさと美しさが分かります。
定刻通りにパルマ港に上陸。港からはMSCのシャトルバス(有料)でパルマの中心地へ。タクシーで行くよりも割安だと思います。
パルマ大聖堂の正面のロータリーで、下車。
そのまま大聖堂に向かって歩いていきます。
ステンドグラスから差し込む光が神々しい、パルマ大聖堂は必見!
目前に見る大聖堂の建物が想像以上に大きく、首が痛くなるぐらい見上げなければそのてっぺんが見えません。
大聖堂の周辺は小道がたくさんあり、お土産屋も点在しています。
島の守り神なのか、ヤモリを模した可愛らしいグッズが、どこのお土産屋にも置いています。
他の観光地と比べ、マヨルカ島のお土産は、デザイン的におしゃれなものが多いので、ぜひ覗いてみてください。
小道を歩き進めると、パルマ大聖堂への入り口を見つけ、内部に入ります。
入場料は、一人6ユーロとお手軽です。
あまり期待はしていなかったのですが、聖堂内のメインホールに入った瞬間に、グッと息を飲みました。
自分の身長の倍の倍以上に高く突き抜けた天井、そこに散りばめられた色とりどりのステンドグラスから差し込む光が、とてもきれいに聖堂内部を照らしています。
礼拝している人もいれば、静かに写真を撮り続ける観光客もいて、そこにいる皆がある暗黙のルールに従うように、慎ましく時間を過ごしていました。
建物自体の美しさもそうですが、そこで流れる時間と空気が本当に神秘的で、ローマやバルセロナで見たどの大聖堂よりも、素晴らしいものでした。
個人的には、バルセロナのサグラダファミリア以上に満足できたNo.1スポットです。
かれこれ40分ほど、滞在したのではないかと思います。
その後は、パルマの街中を散策して、夕方には船へ戻りました。
出港は0:30ですので、夜ご飯をマヨルカ市街で食べて、戻っても十分に間に合います。
クルーズも折り返し。アイスブレークでのんびり過ごすのもあり。
パルマデマヨルカの寄港が、MSCファンタジアでは、クルーズの折り返しぐらいです。
朝から寄港地観光をする日が続いているので、午前中は船でゆっくりできるちょうど良いタイミングです。
マヨルカ大聖堂以外は、徒歩で行ける観光地は限られるので、遠方に行きたい、少しスペシャルなツアーがいい方は、MSCのエクスカージョンを利用しましょう。
洞窟を探検するツアーやマウンテンバイクで街を巡るツアーなど、いろいろなエクスカージョンがありましたので、自身の趣味嗜好に合わせたツアーを選べますよ。
パルマの街中は、レストランやショップも充実しているので、街歩きをする分には楽しいです。
私たちは、おしゃれなデリカショップを見つけて、マヨルカ産のソルトやアリオリソースをお土産として買いました。
女性が喜びそうな可愛くておしゃれなショップが多いので、ショッピングするならパルマがお勧めです。
おわりに
パルマデマヨルカへの上陸は、午後以降が多いです。パルマ大聖堂は必見ですので、中まで入ってみてください。街中はおしゃれなレストランやショップが多いので、女性の方にはショッピングがお勧めです。
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