【MSCファンタジア旅行記】01.個人手配でお得に満喫!地中海3ヶ国7港を巡るクルーズハネムーン

【本稿は寄稿記事です】

海外豪華クルーズをほぼ直接手配したハネムーンの旅。
10万円以上お得になり、地中海を中心に一気にヨーロッパ各国を巡ることができ、大満足でした。今回は、そのルートと実際の手配方法をお教えします。

定番観光地からマイナーな場所まで網羅ができる万能ルート!

私たちが乗船したのは、MSCファンタジアという、地中海を左回りに周遊するイタリアのカジュアル客船です。

出港地はイタリアのチビタベッキア港から、ラスペツィア、ジェノバ、カンヌ、パルマデマヨルカ、バルセロナ、アジャクシオに寄港し、8日間で、3か国7港を巡る船旅になります。

妻が初めての海外旅行ということもあり、ローマ、バルセロナ等の主要観光地を巡ることができる、MSCファンタジアに決めました。MSCは、カジュアル客船でありながら、夕食時のドレスコードもあり、クルーズならではの楽しみ方はきっちりと押さえてあります。

MSCファンタジアは、乗客定員は3,000名以上で大型の客船で、動く巨大ホテル×ショッピングモールのようでした。クルーズだからこその楽しみとヨーロッパ文化を味わいたいなら、最適なクルーズだと思います。

イタリア、スペイン、フランスの有名な観光地以外にも、コルシカ島など、日本人には、まだマイナ―な街を巡ることができるのも地中海クルーズの魅力だと思います。
結果的に、私が一番印象に残った観光地は、スペインのマヨルカ島にそびえたつガウディ建築のマヨルカ大聖堂です。内部の作りとステンドグラスから注ぎ込む光に、入った瞬間息を飲みます。

人生に一度訪れるか分からない場所なので、時間が経つのも忘れて、しばらく居座ってしまいました(笑)

前述のとおり、旅行にかかるものは、全て個人手配を行うつもりでしたので、旅費の相場を知るために、旅行会社の窓口に行きました。パッケージツアーで、2人で56万円程の見積もりだったかと思います。

これよりもお得に手配し、クルーズ旅行を倍楽しむために行ったアクションを次にご紹介します。

MSCファンタジアは正規代理店で直手配。見積もりは見比べるのがおススメ。

さて、クルーズの予約方法です。

私は基本的に、旅行会社には手配を頼まず、個人で直予約しかしません。旅行会社に依頼すると、手配手数料が発生します。時間のある方は、見積もりを取ってみて、直手配した場合との料金を比較してみるといいかもしれません。

ただし、MSCクルーズに関しては、直予約をする方法はなく、提携している正規代理店を経由しての予約になるようです。

日本にもMSC正規代理店があり、私は下記のサイトを利用しました。返信も早く、非常に心地のよい対応していただきました。https://www.msccruises.jp/jp-jp/Homepage.aspx

行きたいクルーズ船を調べて、客室(キャビン)タイプを日にちと一緒に問い合わせをします。客室は、バルコニー付キャビンを希望。海が見えるバルコニーが付いた客室で、一番人気のタイプです。
またMSCでは付帯サービスの内容によって、エクスペリエンスという等級を選べます。詳しくは上記サイトに書いていますのでご参照ください。

私たちは、一番リーズナブルなBella(ベッラ)等級を選びました。ハネムーン割引の適用もあり、2人のクルーズ料金は、8日で約20万円(港湾税含・チップ別)でした。

旅行会社のツアーカタログには、パッケージ料金(飛行機代・移動費・添乗員等オールインクルーシブ)しか記載していなく、クルーズ単品の料金は分からないようになっていますが、恐らくツアーに参加するよりも3~4万円ほどは安く手配できたのではないでしょうか。

また、このまとまったクルーズ料金ですと、イメージしづらいかもしれませんが、”宿泊・食事・各種アトラクション付の巨大移動型ホテル”に1泊2万円ちょっとで泊まれると考えると、クルーズ旅行がかなりお得であることが分かると思います。

ちなみにイタリアでの、前泊のホテル代が3万円/1泊、とある日のランチ代が1人4,000円でしたので、ヨーロッパの物価水準を考えると尚お得です。

旅行会社によっては、クルーズ単品商品を販売していないところもあるので、事前に確認が必要なのと、余力があれば1~2社相見積もりを取ってもいいかもしれません。

また、最近はクルーズ旅行が人気になってきていますので、時期にもよりますが、日程と乗りたいクルーズが決まれば早めの予約をおすすめします。私たちは3か月前の予約でしたが、人気の客室タイプはほぼ埋まっており、ギリギリ最後1部屋のタイミングで、割安料金で予約を取ることができました。

飛行機の乗継も個人手配でカスタマイズ。時間も調整し経由地観光も。

お得な個人予約で、次に重要なのが飛行機の予約です。チビタベッキア港のあるローマまでは、成田~ローマ間で直行便があります。
※2018年9月現在

ただし、直行便は移動が楽な分、料金はかなり割高になるケースがほとんどですので、体力に自信があり、少しでも旅費を節約したい方は“乗継便”をお勧めいたします。

私たちは九州在住なので、乗り継ぎ便以外の選択肢が無かったこともあり、福岡空港からアジアの空港を経由して、ローマに行くことしました。

そこでまず、スカイスキャナー等の横断検索サイトで、どういった航空会社がローマまで乗り入れているかを確認し、それぞれの航空会社のホームページで料金を確認していきました。

航空会社のホームページで予約する理由は、時期によっては、各社が独自のキャンペーン料金を出しているためです。前述のとおり、旅行会社経由の予約ですと、手数料が発生します。簡単な英語読解が必要ですが、手続きまでできる方は、ぜひホームページ直予約がお勧めです。

結果、一番割安なキャセイパシフィック航空で香港経由を予約し、航空券は2人で24万円(燃油・サーチャージ込)でした。更に安い価格帯のチケットもありましたが、座席指定できないものでしたので、今回はパス。

また、パッケージツアーですと、福岡→東京→経由地→ローマなど、東京発のものしかなく、日本での国内線移動もあり、乗り継ぎが多くなってしまいます。私たちの場合、福岡→香港→ローマと、乗り継ぎの少ないルートで予約できたことで、ツアー参加よりも体力的な負担は減ったように思います。

余談ですが、香港で、7時間の乗継時間はありましたが、その間に入国して、有名な飲茶の店で食事をするなど、時間を有効に使えました。乗り継ぎ時間を活用した観光も、経由便ならではの楽しみではないでしょうか。

クルーズ、飛行機、現地での移動を全て個人予約し、2名で45万円の旅費で手配しました。旅行会社の窓口で、最初にもらった見積もり56万円と比較すると、10万円以上!お得に手配できています。

そこで浮いた分を、1ランク上のホテルに前泊したり、昼食にフランス料理を食べたりと、更に多くの想い出を作ることに充てることができました。時間の許す範囲で、海外クルーズ旅行は個人手配がおすすめです。

おわりに

地中海クルーズは、MSC以外にもいろいろな船会社が運航しており、選択肢が多いのでおススメです。
また、出来る限り直手配することで、旅費を大幅に節約することができます!
ただし、情報収集や料金比較に時間がかかることと、ある程度の英語力が必要になるので、自分にストレスのない旅行手配をしましょう。

 

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