本稿は友人のめぐみさんからの寄稿です。
地中海クルーズは、運行会社や日程によって少しずつ寄港地が変わるようですが、私たちが乗船したMSCファンタジアでは、ラ・スペツィア、ジェノバ、カンヌ、パルマデマヨルカ、バルセロナ、アジャクシオの順に港町を巡ったのですが、特に私と主人それぞれのおすすめの街を紹介したいと思います。
イタリアのラ・スペツィアから出発
出発地のラ・スペツィアですが知らない方も多いのではないでしょうか。
私も旅行の計画を立てるまで知らなかったのですが、美術館もあるしお買い物もできるので意外と趣深い魅力あるところです。
建造物がイタリアということもあっておしゃれで出港地で雰囲気を楽しむのに適した街だと感じました。
イタリ最大の港町ジェノバ
ジェノバは、パスタでジェノベーゼとかジェノバソースとかよく耳にしますよね。
完全にパスタ目的で行った街だったのですが、まずイタリア最大の港町というだけあって活気にあふれていました。
歴史深い町並みも素敵で、映画の撮影セットのような建造物や風景にテンションが上がり、終始写真撮影をしていました。
もちろんパスタも絶品でしたよ。ピザもぜひお勧めです。
リゾート地カンヌ
あとミーハーな私たちが心を奪われた町は、カンヌです。
地中海のきらめく青さと白い砂浜、海岸通りに立ち並ぶカフェやレストラン街と背の高いホテルや、港、ヨットハーバー等が一体となった風景を創り出しています。
これぞ世界のリゾート、コートダジュールって感じでテンションMAXに。
近隣にはチャーターヨットやクルージングボートを経営する店舗も多くあり、費用が許せばいくらでもクルージングにフィッシングやセーリングと楽しむことができます。
白いビーチで水着一枚でくつろぐ時間もあったらよかった~と思いました。
フランスなのですがイタリアのシチリア風な雰囲気もあり、お洒落な専門店が軒を並べています。
メインのカンヌ国際映画祭の会場「パレデ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」に行って、もちろんレッドカーペットの上で記念撮影をしてきました。
ハリウッド女優張りの決めポーズができるのも、この町の雰囲気あってのことです。
港町もきれいですし、洗練された町並みもカンヌの有名である所以の一つだと感じました。
なんと言っても外せないバルセロナ
そしてもう一つ、ミーハーな私たちはこの町に行く目的でこのクルーズ船を選びました。
それがバルセロナです。
やっぱりサグラダファミリアは外せません。タワー昇降付きのチケットを購入すると美しい螺旋階段とそこから垣間見れるバルセロナの景色が楽しめます。
せっかく入場券を払うのでしたら、タワーに登られることをおすすめします。地下はミュージアムになっておりサグラダファミリアの歴史を知ることができます。
あとバルセロナの魅力は、「食」ですね。パエリアにピンチョス、本場の生ハムはやはり格別でした。
船で食べ過ぎないように準備してから、この町で遊ぶことをお勧めします。特に「ボカディージョ」というスペイン風サンドウィッチが特に気に入りました。価格も3~4ユーロ程とお手軽で、地元の味を楽しめるのでぜひ食べてほしいです。
おわりに
毎日日替わりでいろいろな所に行けるのもクルーズの魅力だと感じました!同じヨーロッパといってもそれぞれに違った歴史的背景、文化があり、名物料理があって楽しかったです。