【MSCファンタジア旅行記】03.地中海を望むバルコニー付きキャビンとクルーズならではの設備

さまざまな客室タイプの中で私たちが選んだのは、バルコニー付きキャビン。
街中のホテル並みに広々とした客室と、常にバルコニーから臨む地中海の眺望に大満足。

部屋は広々と20㎡以上、ホテルに宿泊しているような快適な船旅!

MSCファンタジアには、非常に多くの部屋タイプがあり、一番リーズナブルな内側キャビン(窓なし)から、外側オーシャンビュー、バルコニー付きキャビン、スイートに至るまで、それぞれの部屋によって、広さや眺望が異なります。

念願のクルーズハネムーンということもあり、私たちはバルコニー付きキャビンという、一番人気の客室タイプを選択。空きが少なかったですが、運よく予約することができました。

その名の通り、客室にはバルコニーが備え付けられており、地中海や寄港地の眺望を間近にみることができます。

チェックインを済ませ、妻と2人で部屋に入った瞬間に、とても感激したのを覚えています。

設備・アメニティに関して、必要なものはホテル並みに揃っていました。
詳しくはMSCのホームページを見るのが良いですが、実際泊まった感想をお伝えします。

私たちのキャビンは大体22㎡前後の広さではないかと思います。

東京の3~4つ星のシティホテルの部屋と同じくらいで、2名分のスーツケースを広げても十分な広さです。

恐らく部屋によって広さはバラバラですので、希望があれば予約の際に、伝えてみてもいいかもしれません。

ベッドはクイーンサイズのものが1台と、横広のソファーベッドがあるので、ファミリーにも十分な大きさです。

客室にセーフティボックス、ミニバー、クローゼット、エアコン等は備え付けてあります。

トイレとシャワーブースは、ユニットタイプで、ある程度きれいでした。
シャンプー、リンス、ソープ、カミソリ、タオル類もありますが、1週間以上の長旅になるので、日ごろ使っているものがあれば、持参することをお勧めします。

バスローブ等は無いので、部屋着やパジャマは持参した方がよいかもしれません。

あと船内でのインターネット利用は全て有料です。
使用できるデータ量によって、色々なパックがありますが、割高な印象です。

SNSやメール等を頻繁にチェックしたい方は、検討してみてよいと思いますが、クルーズ中ぐらいはインターネット環境とサヨナラするのもまた旅の楽しみ方です。

私たちは、寄港地観光のために、日本からモバイルWIFIをレンタルしていきました。
モバイルWIFIは、船内、特に海上移動中は、ほぼ使えませんので、ご注意ください。

ゆっくりとバルコニーで優雅なひと時を。食事を部屋で食べてもOK。

キャビンの設備の中で、満足度が高かったのは、何といってもバルコニーです。

毎日24時間、目の前に地中海を望みながら航海することができ、クルーズに乗っている実感を沸かせてくれます。朝の入港時や夕方の出港時は、バルコニーに出て、新しい街に入港するワクワクに心躍らせ、出港の別れを名残惜しみ、とてもいい想い出になりました。

また、船内には、無料のレストランがありますが、追加料金で客室にルームサービスを頼むこともできます。一日は、ルームサービスを頼んで、部屋のバルコニーで食事をしてもいいかもしれませんね。

中には、レストランの食事や、寄港地で買った食料を部屋に持ち込んで食べたりしている人もいますが、カジュアル客船なので、そこまで厳しく言われることもないようです。

同じバルコニー付きキャビンでも、部屋によって眺望が制限されたり、客室の階層が異なったりします。私たちのキャビンは7階で少し低層階でした。

景色の制限はなかったですが、ちょうど部屋の前がテンダーボートの保管場所だったので、写真を撮るときは必ず映り込んでしまいます。ただ、慣れれば全く気になりません。低層階ですと、レストランやショップ、下船口にも近いし、全然問題ないです。ちなみにグレードやエクスペリエンス等級が高い部屋ほど、高層階に位置しています。

船での旅で気になる揺れや船酔いですが、全く心配の必要はないです。

常に地上にいるかのように、揺れを感じませんでした。
ただ入港や出港時は、多少揺れるのと、これも部屋の位置に左右されるので、念のため酔い止めは持参した方がいいです。

船内新聞で、入港出港時間やドレスコードを要チェック。

クルーズの間は毎晩、デイリープログラムという船内新聞が各客室に届けられます。
そこには、翌日の寄港地への入港時間や最終乗船時刻、エクスカージョンの集合時間と場所、船内船外アクティビティや各種注意事項などが書かれていますので、必ずチェックした方が良いでしょう。

船内新聞は各種言語で用意されており、日本語版もあるので、安心です。レセプション付近にも常備されています。

翌日の夜のドレスコードなども書いており、乗船中2回はガラ(正装)の日がありました。ただカジュアル客船なので、皆が皆コードに沿った服装するわけではなく、“楽しみたい人は楽しむ”といった雰囲気があり、こういった自由さもMSCクルーズの魅力です。

また、寄港地観光にいかず、ずっと船内で過ごす人もかなり居て、そういった人たち向けのアクティビティもかなり充実しています。

8日でも到底遊びきれないアトラクションやイベントがあるのが分かります。毎日の船内新聞は、ぜひ持って帰って、旅の想い出にしてください。

おわりに

念願のクルーズ旅行ですので、客室はバルコニー付きキャビンかそれ以上の等級の部屋をおすすめめします。アメニティ類は最低限揃っていますが、使い慣れたモノがあれば持って行った方が良いです。

毎日、船内新聞での情報確認は必須です。

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