年末にかけて、テレビや雑誌などでもふるさと納税が取り上げられることが増えてきました。
では、実際にふるさと納税を行うには、どのような方法を取れば良いのでしょうか?
本稿では、ふるさと納税の申し込み方法、支払い方法などについてまとめていきます。
ふるさと納税の申し込みはインターネットショッピングと同じ
ふるさと納税をするは主にインターネットを利用して申し込むのが主流です。ふるさとチョイスやさとふるなどのふるさと納税専用サイトを始め、ANAや楽天など誰もが知る、すでにIDを持っているようなサービスでもふるさと納税商品を利用しているショップが多く、年末にかけて特集を組まれています。
楽天を例に取ると、ふるさと納税をするのは楽天市場で買い物をするのと同じです。
流れとしては、
1.寄付したい自治体を選ぶ
2.返礼品を選んで買い物かごに入れる
3.カードなどで支払いをする
の3ステップです。
ふるさと納税のワンストップ特例とは
「所得について確定申告の必要がない」「ふるさと納税の寄付先の自治体が5つまでである」という2つの条件を満たした納税者については、確定申告に代えて、ふるさと納税の「ワンストップ特例」を適用して簡便に手続きを済ませることができます。
ふるさと納税をした後に自治体から送付される「ワンストップ特例申請書」と「マイナンバー提供に必要な本人確認書類」をふるさと納税先の自治体に郵送します。すると納税先の自治体は、納税者の控除にに必要な情報を納税者が住んでいる住所地に連絡します。これによって、納税者はふるさと納税をした翌年度分の個人住民税の控除が受けられるのです。
ワンストップ特例の申請締め切りは1/10必着となっています。サラリーマンなどの一般的な給与職はほとんど「ワンストップ特例」の条件を満たしているため、多くの利用者が活用している制度です。
面倒な手続きがない分、寄付先の自治体は5箇所以内に留めなければならないという条件があることに注意が必要です。