神楽坂上交差点からほど近くにある、中国菜智林(チリン)でランチしてきました。
智林は、神楽坂下にある中華の名店『膳楽房』の姉妹店として2年くらい前にオープンして、ミシュランのビブグルマンも取得したとあり、ずっと気になっていたのですがなかなかタイミングが合わず、ようやくの訪問となりました。
中華料理屋とは思ぬ店構え
大通り沿いに面したお店の外装は、一見すると中華料理屋さんとは思ないオシャレな店構えです。
以前はイタリアンだったかフレンチだったかのお店があった場所をそのまま使っているような記憶です。
お店の外にはメニューの掲示もありますが、これまた町の中華屋さんとは一線を画す、黒板メニュー。
色々とごちゃごちゃ書いてあるよりも、シンプルにしてあった方が分かりやすくて好感が持てます。
ランチミニコースを注文
単品でも注文OKとのことでしたが、せっかくなのでランチミニコースを注文しました。
ランチミニコースは1800円(税込1980円)、単品であれば1000円を切るものもありました。
ランチミニコースの内容は以下の通りです。
- 前菜盛り合わせ
- 本日のおまかせ
- 叉焼炒飯or里麺or清湯麺
- スープ(清湯麺の場合は無し)
- デザート
前菜盛り合わせ
ランチミニコースは前菜盛り合わせからスタート。
サーブしてくれた店員さんは日本語が不自由なのか、前菜について特に説明はありませんでしたが、いずれもちょっと手がこんでいることがわかる冷菜です。
中華は大人数で食べに行くときは問題ないのですが、一人や二人だとあまり品数を頼めないので、このような前菜の盛り合わせは嬉しいですね。
本日のおまかせ〜牛ハラミと金柑の黒胡椒炒め〜
この日のおまかせの一品は、牛ハラミと金柑の黒胡椒炒め。
インスタグラムに毎日「今日のおまかせ」が投稿されているのを見ると、本当にバリエーションが多く毎日全然違うものになっていて、連日行っても楽しめそうです。
叉焼炒飯
ご飯か麺の選択では、叉焼炒飯を選んでみました。
本当は智林の一番の名物は里麺(リーメン)という、クロレラ麺のものなのですが、この日は米が食べたい気分だったのです。
チャーハンは、お腹の具合に合わせて少なめにもできます、ということでしたが、普通サイズにしてみました。
お米はパラパラで、チャーシューもいっぱい入っているのに脂っこさはなく、これぞ王道のチャーハン!という感じで美味しかったです。
食べ終わる頃には相当お腹がいっぱいだったので、少なめでも良かったかもしれません。
スープは、豆腐とネギのシンプルなスープ。しっかりと出汁が効いて、こちらもおいしかったです。
デザートはマンゴープリン
この日のデザートはマンゴープリンでした。
中華のデザートといえば杏仁豆腐かマンゴープリンか、という印象ですが、個人的にはどちらも好きなので、中華屋さんのデザートは毎回楽しみの一つです。おまけ程度に適当な物をつけるお店もありますが、智林のマンゴープリンは、しっかりとマンゴーの味が濃く、これは単品で売り出しても良いのでは?というレベルです。
落ち着いた内装
店内は結構広くて、大きいテーブルから2人掛けの小さいテーブルまで、臨機応変に対応できそうです。
派手派手しさの全くない落ち着いた内装は、外観と同じく中華料理屋さんっぽさは皆無ですが、最近はこういうオシャレな感じのお店の方が好まれるのかもしれません。
ランチに2000円は少しお高い気もしますが、とても満足度が高かったので、また機会があれば訪れたいと思います。