通常クルーズ旅行においては、クルーズ出発日の120日前または75日前からキャンセル料が発生するのですが、今般の新型コロナウィルスCOVID−19の世界的な大流行を受け、クルーズ各社は一時的にキャンセルポリシーを変更しています。
すべてのクルーズ会社を網羅できてはいませんが、日本人が乗りそうな主なクルーズ会社のキャンセルポリシーをまとめておきます。
プリンセスクルーズのキャンセルポリシー
7月31日までのクルーズは、出発の48時間前までの申し出によりキャンセル可能。 キャンセルした場合は、2021年末まで使えるフューチャークルーズクレジットで返金。
8月1日から10月15日までのクルーズは、30日前までの申し出で、同様にキャンセル可能です。
MSCクルーズのキャンセルポリシー
7月31日までのクルーズは、48時間前までの申し出で旅程変更可能で、クルーズ代金と同額のフューチャークルーズクレジットを付与。フューチャークルーズクレジットは2021年末までのクルーズに使用可能。
※MSCは”キャンセル”ではなく”変更”となります。
ロイヤルカリビアンのキャンセルポリシー
7月31日までのクルーズは、出発48時間前までの申し出でキャンセル可能。キャンセルした場合は、2021年末までに使えるフューチャークルーズクレジットでの返金。
ノルウェージャンクルーズのキャンセルポリシー
9月30日までのクルーズは、出発48時間前までの申し出でキャンセル可能。 キャンセルした場合は、2022年末までに使えるフューチャークルーズクレジットで返金。
キュナードラインのキャンセルポリシー
8月31日までのクルーズは、出発の48時間前までの申し出で、別のクルーズに予約変更またはキャンセル可能。キャンセルの場合、2022年の3月末までのクルーズの予約に使えるフューチャークレジットで返金。予約期限は2021年の12月末。
8月31日以前の出発のクルーズ(3月11日までに予約した分)の予約を継続すると、最高900ドルのオンボードクレジット。
9月1日以降のクルーズは、手数料なしで予約変更可能。
ホランドアメリカのキャンセルポリシー
5月31日までのクルーズは、出発72時間前までの申し出でキャンセル可能。2021年末までのクルーズに使えるフューチャークルーズクレジットで返金で、予約期限は2020年末。
予約継続の場合は最高200ドルのオンボードクレジットを付与。
日本人がホランドアメリカラインのクルーズに乗船するのは、アラスカの氷河クルーズが一番多いのでは?と思いますが、カナダ政府は6月末までの間、500人以上の乗船するクルーズ船のカナダのすべての港への入港を禁止すると発表しました。そのため、実質的に6月末まではアラスカクルーズは運行できないのではないかと思われます。