「豪華客船」と言われてイメージする船は、映画タイタニックだという方は多いのではないでしょうか。
映画タイタニックは、1997年にジェームズ・キャメロンによる監督・脚本、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットを主演として、全世界で18億ドルもの興行収入をあげ、20年前とはいえ映画館に足を運んだ記憶がある方も多いことでしょう。
そんな、タイタニックが辿るはずだった航路を、タイタニックを復元したタイタニック2号によって2022にも運航される見通しであるというニュースが舞い込んできました!
タイタニック号とは
映画のストーリーでも描かれている通り、タイタニック号はその処女航海中、1912年に大西洋を航行中に氷山と接触して沈没し、乗客乗員合わせて1500人以上が犠牲になった、20世紀最大の海難事故となりました。
イギリスの船らしく、客室は1等、2等・・・と等級に分かれていて、上級の客室にはとても豪華な設備が備わっていたと言われています。
映画の中でも、階級の違いが如実に描かれていましたね。
タイタニック号は、46,328トンという20世紀初頭においては当時最大の大きさを誇り、船底は二重で、船体も防水隔壁により16に区分されるなど、当時としては画期的な高度な安全対策がなされ「不沈船」と言われていました。
気になる航路は?
タイタニック2号の気になる処女航海の航路は、タイタニック号が航行しようとしていたイギリスはサウサンプトンからアメリカニューヨークまでを2週間で辿る航路です。
気になる船内設備は?
タイタニック2号のレストランやダイニングルームなどは初代と同じように贅を凝らしたものとなる予定です。
現代のクルーズ船としては珍しく、1等から3等までの等級を設けるのも、初代タイタニック号へのリスペクトからでしょうか。
さすがにもう沈没するのはマズイので、ナビや安全システムは最先端テクノロジーを搭載し、もちろん救命胴衣も完備!安全対策は万全で、今度こそ「不沈船」となる予定です。
乗りたいかと言われたら、微妙?
「あのタイタニック!」ということで、話題性は抜群ですが、「乗りたいか?」と聞かれたら、正直微妙です。
イギリスからニューヨークの航路は魅力的ですし、古き良き時代と新しい時代の融合とも言える新造船にも興味津々ですが、いかんせん縁起が悪い。
どこかちょっと遠慮したい気分になりますね。