ずいぶん前のことですが、まだまだあまり海外に行ったことがなかった頃、仕事を辞めて次の仕事が決まるまでに一度は行ってみたかったフランスへ一人旅する事にしました。
でも私、フランス語なんて全然できないし、一人で旅行もしたことが無い。
そんな私でも旅で出会った色んな人に助けてもらったりしながらも素敵な旅行をする事ができました。
色々な事件もありつつ、初めての一人旅をする人の参考になれば嬉しいです。
フランスへ行くまでの道のりって意外と知らないことだらけ
私がフランスのパリに一人旅に出たのは、クリスマスも近い12月の事でした。
航空券とホテルを別々に取るのとツアーを使うのではツアーの方が少し安くて、クリスマスが近いこの時期だからツアーは高いのかなと思っていたのですが、かなりリーズナブルな料金で行くことができました。
ツアー内容は、シャルルドゴール空港からパリのホテルまでの送迎、1日バス観光がついているプランでした。
空港から一人でホテルまで行ける自信がなかったので、これは本当に頼んでよかったです。
ただ安いツアーだったので、直行便ではなく、ロシアの空港でトランジットがあり、かなり驚きました。
フランスへ着く前に、ロシアで大量のマトリョーシカを見られたのはトランジット万歳と思うほどラッキーな出来事だったと思います。
でも、乗換の際に靴まで脱がされたり、日本とは本当に違うんだなという感覚で、少しずつ日本ボケから頭が切り替わった瞬間でした。
パリについても真っ暗だし、朝になっても真っ暗
夜の遅い時間に空港に着いて、私は送迎があるのでそのままホテルへ移動できましたが、同じ飛行機に乗り合わせた日本人の方に話を聞いたら、これから電車を乗り継いでホテルまで移動と言っていました。
これから一人旅に出かける方は、飛行機の到着時間をよく確認し、ホテルまでの移動は女性なら尚更、送迎付きがおススメです。
私が泊まったのは、パリの中心街からは離れているものの治安は比較的良いとされている地区にあるホテルです。
ホテルのせいではありませんが、フランスの水道水は硬水なので、普通にシャンプーをするだけでは髪の毛がギシギシになりました。
なので、ホテルのグレードにもよるのでしょうが、洗い流さないトリートメントなど、水を使わないヘアケア用品を持っていくことをおすすめします。
時差ボケにもならず、朝8時過ぎに起きるとなんと外は真っ暗。9時くらいになってやっと明るくなってきたのには本当に驚きました。
日照時間に合わせていると活動時間がどんどん狭くなってしまうので、効率的に動かないともったいないです。
旅先で出会った人と一緒に観光をしたりする事になるなんて
ホテルの朝食を食べていたら、日本人の女性に声をかけられました。
旅行先という事や、お互い一人だったという事もあって、彼女が今日帰国だけど、それまでの時間一緒に観光することになり、今回の旅の目的でもあった、ヴァンヴの蚤の市に一緒に行きました。
フランス語が堪能な彼女に値下げ交渉してもらって色々なお皿を買う事ができ、そして空港に向かう彼女と別れ、本当の一人旅が始まりました。
オシャレな雑貨が多いマレ地区や、映画アメリの舞台になったモンマルトルなど、事前にチェックしていた場所に意外にもスムーズにいくことができ、かわいい布や雑貨を買う事ができ、パリにいるんだなという実感がわいてきました。
次の日には、パリの観光バスに乗って、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム寺院など観光スポットを巡る事ができました。
エッフェル塔や凱旋門も登る事が出来るなんて知らなかったから、次回パリを訪れる時はそれをしようという目標もできました。
おわりに
グループでの旅行も楽しいし、安心な感じもしますが、一人旅をしてみるとその土地で出会った人と色々な話をする機会が本当に多かったよう感じます。
帰りの飛行機では隣の席の方も一人旅の帰りで想い出を語りあったり。見ず知らずの人との交流が増えるのは一人旅ならでは。
今回は大好きなフランスで大きな宝物に出会えたそんな気がします。