先日宿泊した奈良ホテルで、メインダイニングルーム三笠で朝食2回、夕食1回をいただいてきたのでご紹介します。
温泉旅館では夕食&朝食も楽しみの一つですが、普段シティホテルでは食事はあまり期待しておらず、でも今回は大満足な滞在でした。
三笠はとても天井が高く開放感があり、個室ではないものの隣席との距離もほどほどに開いていたため快適でした。
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本格フレンチディナー
奈良ホテルのメインダイニングルーム三笠でのディナーをご紹介します。
今回オーダーしたのは一番リーズナブルな高円というコースです。リーズナブルと言っても、料理だけで一人1万円ほどで、普段はなかなか手を出せる金額ではありませんし、飲み物を追加すれば天井知らずです。
食前のお楽しみ
本日のオードヴル
本日のお魚のポワレ
奈良県産白味噌を使ったクルミ入り洋風からし酢味噌 小海老と秋のお野菜 柑橘のアクセント
国産牛フィレ肉のステーキ フォアグラ添え ジュのソース
デザート
食後のひとくち
パン
食事の最後にコーヒーまたは紅茶がついて、コース終了です。
一品一品は決して多く無いのですが、コース終了時には本当に満腹で、どれもすごく手がこんでいるのがわかるお料理で大満足でした。
朝食は名物茶粥の和食?それともクラシックホテルらしい洋食?
奈良ホテルの朝食は、夕食と同じくメインダイニングルーム三笠でいただきます。
名物は茶粥の朝食だと聞いているものの、クラシックホテルということはこれまで海外からの来客も多く洋食も期待できるはず。。。今回は2泊したので、迷うことなく和食と洋食をそれぞれいただくことにしました!
名物茶粥の朝食は手書きメニューでテンション上がる
茶粥の朝食を選ぶと、メニューは
- 胡麻豆腐
- 取り肴五種盛り
- 焚き合わせ
- 焼き魚
- 蒸物
- 大和の茶がゆ
- 奈良漬け
です。
色々なものを少しずつという朝食が好きなので、ホテルや旅館の朝食は本当にテンションがあがります。
が、焼き魚は養殖のブリ、茶粥もそんなに美味しいものではないと思いました。茶粥は食べ慣れていないからかもしれませんが。。。
炊き合わせの人参が勾玉の形をしていて、小さいところにも手がかかっているなぁと感心しました。
これはしっかり出汁の味が効いていて美味しかったです。
洋食はシンプルな卵メインの朝食
洋食は、
- ジュース
- サラダ
- ヨーグルト
- フルーツ
- メイン料理
というメニューで、ジュースとメイン料理はそれぞれ何種類かから選択できました。
一瞬、これだけ?と思ってしまったサラダ、ヨーグルト、フルーツ。
パンは温かかったものの、焼き立てというよりはレンジで温め直したという印象で少し残念です。
ジャムは、よくあるストロベリーのジャムの他に、奈良の名産である柿のジャム。せっかくなので柿のジャムをつけていただきましたが、柿の甘みたっぷりで美味しかったです。
メインはエッグベネディクトを選択しました。周りをみると、プレーンオムレツを注文している方が多かったよう思います。
エッグベネディクトは切ると中から黄身がトロリと出てきて、ちょうど良い火入れ加減でした。
朝食は約4,000円
茶粥の和食も洋食も、朝食はそれぞれ約4,000円です。
旅行の時の浮かれた気分でそのまま注文してしまったのですが、よく考えると高いし、値段に見合った内容だったか?と言われると、正直に言えばNoでした。
ホテルやレストランのホスピタリティに対する満足度は高いものの、4,000円なら何か他のものを食べた方が良いかもと思わずにはいられません。
次回宿泊することがあれば、朝食は無しにして外で食べることを考えても良いかなと思ったのでした。