定期預金のおまけでもらえる宝くじ、私はいくつかの金融機関で預けているのですが、そのうちの一つ京都信用金庫から、取扱終了のお知らせが届きました。
長らくの低金利で、よくもまぁ金利以上に費用がかかる宝くじの進呈を続けられるな?とは思っていたので、予想していた未来ではあります。
大切なお知らせ
封筒を開けると出てきたのは大切なお知らせ。
ペラ1ではなく、ちゃんと業者で印刷したような複数ページの冊子です。
内容は、
- ごあいさつ
- 宝くじ進呈終了に伴う変更点
- 宝くじ夢定期預金のご解約方法
- 取引規定の改定について
- 「あらためましてよきん」のご案内
- 京都信用金庫店舗一覧及び地図
という構成でした。
宝くじ付き定期預金が、次の満期日で終了となること、そのあとは自動的に別の定期預金に振りかわること、電話以外に店頭で解約ができるように約款が変わること、などが書かれています。
「宝くじ夢定期預金」の終了に伴う宝くじの進呈終了のお知らせ
一部抜粋です。
さて、このたび夢ネット支店で取扱しております「宝くじ夢定期預金」につきまして、 昨今の金融情勢を踏まえ、2021年11月1日以降の満期到来分より、順次宝くじの 進呈を終了させていただきます。
宝くじは「宝くじ夢定期預金」の満期到来まで、毎年の基準日現在でお客様に送付いた しますが、最終送付年月につきましては、満期日により異なります。
宝くじはいつまでもらえるのか?
定期預金によって宝くじがいつまで貰えるのかは、自分が預けている定期預金の満期日がいつになるかによって異なります。
満期日ごとに9つのグループに分かれていて、
満期日が最も早く到来する2021年11月1日〜2022年2月28日に満期を迎えるグループは2021年の年末ジャンボ宝くじまで、
満期日が最も遅く到来する2024年6月29日〜2024年10月31日に満期を迎えるグループは、2024年のサマージャンボ宝くじまでです。
満期後資金をどうするか考える
満期後資金をどうするか、いくつかの方法を考えました。
そのまま京都信金の定期預金を続ける
満期後、特にアクションを起こさなければ期間3年の変動金利定期預金となるようです。
2021年3月1日現在の変動金利定期預金の金利は0.002%とのこと。
正直、全然旨味はありません。
京都信金の「あらためましてよきん」に預ける
6ヶ月の期間限定ではありますが、宝くじ定期預金の満期後資金を金利0.5%の定期預金に預けられるようです。
しかし、これは店舗窓口に赴く必要があるようで、京都周辺に住んでいない私には現実的ではありません。
他行の宝くじ付き定期預金に預ける
静岡銀行やスルガ銀行の宝くじ付き定期預金に預けるというのも一つの手ですが、もしかしたら数年後には他行でも取り扱いが終了しているかもしれません。
現在の金利環境を考えると、これもあまり現実的ではありません。
リスクの少ない投資商品に投資する
結局、預金として置いておいても、これだけの低金利環境だと全く旨味はなく、物価上昇を考えると実質的には目減りしていくことになります。
ということで、否が応でも貯蓄から投資へと、シフトチェンジせざるを得ないでしょう。
とはいえ、定期預金に置いておいたお金は、リスクマネーではなく、できる限り元本を維持したい守りのお金です。
そう考えると、証券会社で低リスク商品を買っておくのが良さそうです。
ロボアドバイザー
日々の値動きを気にせずに、適度にAI任せで投資するなら、ロボアドバイザー一択です。
リスク許容度の設定もでき、攻めすぎない、守りすぎないTHEOあたりが良いのではないでしょうか。
投資によってdポイントが貯まるのも良いですね。
おわりに
宝くじ付き定期預金がいつまでも続くわけがないと思っていたわけですが、ついに終わりが来てしまったかという感じです。
とはいえ、私が預けている定期預金の満期日まであと2年弱あるので、満期資金をどうするかはじっくり考えたいと思います。