初めてグローブトロッターを購入しようと思った時、小旅行にぴったりな18インチまたは20インチ、長めの旅行用に26インチまたは30インチあたりを候補に上げる人が多いと思います。
本稿では、グローブトロッターのスーツケースを大小各サイズで合計10個以上所有するグローブトロッターマニアが、初めてのグローブトロッターとして小旅行用の18インチトロリーケースか20インチトロリーケースかどちらかのサイズを買おうか検討している方へアドバイスします。
18インチと20インチのスペック比較
まず初めに、グローブトロッターのトロリーケース18インチと20インチの基本的なスペックを単純比較してみます。
ちなみにサイズ表記の●インチというのは、長辺の長さ(高さ)を示しています。1インチ=2.54cmと考えると少しはサイズがイメージしやすいかもしれません。
サイズ | 18インチ | 20インチ |
高さ(cm) | 53 | 58 |
幅(cm) | 40 | 42 |
深さ(cm) | 20 | 18 |
3辺の合計(cm) | 113 | 118 |
容量 | 30リットル | 34リットル |
重さ | 3.5kg | 4.2kg |
20インチの方が少し大きいだけでしょ?と感じるかもしれませんが、容量で比べると4リットルの差があり、2リットルの大きなペットボトル2本文と考えると収容能力には結構違いがあることが分かります。
18インチトロリーケースの利点
18インチトロリーケースのメリットは、国内線でも機内持ち込み可能だということ。
(100席以上の機体の場合)
以前は21インチ(現在は売られていないサイズ)でも平気で機内持ち込みしていたのですが、国内線もルールがどんどん厳しくなり、あまりお目溢しいただけなくなってきました。
飛行機で目的地に着いてから、入国審査などで時間ロスがある国際線ならまだしも、国内線で機内預けの荷物が出てくるまでターンテーブルで長く待っているというのは本当に不毛です。
20インチトロリーケースの利点
20インチトロリーケースの利点は何と言ってもベルト付きだということ。
私は以前旅行中に、飛行機の預け荷物としたグローブトロッターの鍵が壊れてしまった経験がありますが、その時にはベルトがあったおかげて、鍵がうまく掛からなくてもスーツケースが開いてしまって大惨事!ということを免れました。
また、トロリーケースのベルトは、例えば傘などのちょっとした荷物を挟んでおくのにも重宝します。ベルトの穴は何段階か調整可能なので、傘意外にも意外と色々挟めます。
なお、言わずもがなですが、ベルト付きになると単純に見た目の可愛らしさが何割増しかになるので、見た目で選ぶなら断然こちらです。
初めてのグローブトロッターに18インチを買うのがオススメなのはこんな人
18インチトロリーケースがオススメなのは以下のような方です。
- グローブトロッターを使う場面は主に飛行機に乗る国内出張または旅行の方
- 長期旅行時に大きいスーツケースとは別にサブの機内持ち込み用キャリーケースが欲しい方
初めてのグローブトロッターに20インチを買うのがオススメなのはこんな人
20インチトロリーケースがオススメなのは以下のような方です。
- グローブトロッターを使う場面は主に国際線への機内持ち込み、または新幹線や車での移動の方
- 荷物が多めの方や、荷物は少ないけどお土産をたくさん買う方
- 飛行機に乗る時にグローブトロッターを機内預け荷物とすることに抵抗がない方
初めてのグローブトロッター購入前に考えておくべきこと
現在、合計10個以上のグローブトロッターを所有している私ですが、今さらながら一番最初のグローブトロッターを購入する時にもっとちゃんと考えればよかったと後悔していることがあります。
それは、「色を揃えて買う」ということ。
家の中で見せる収納として使ったり、家族旅行でサイズ違いのグローブトロッターを持つ時など、やはり同じ色、同じシリーズで揃っていた方がしっくりきます。
私が一番最初に買ったグローブトロッターは、セレクトショップの別注の30インチスーツケースで、ボードの色とベルトの色の組み合わせが通常ラインには無いものだったので、2個目を買う時に同じ色の組み合わせを買うことができませんでした。
「今後2個目を買う可能性が少しでもあるか?」と自問自答し、「ある」場合には、色のチョイスは慎重に。。。