神戸を出港してから約2日、太平洋をゆっくりと進み、次の寄港地である済州島へは、悪天候の影響で一時間半の遅れでの入港となりました。
済州島とは
済州島(チェジュとう・さいしゅうとう)は韓国最南端に位置する韓国最大の島で、おしゃれなカフェやホテルが立ち並び、その温暖な気候から「韓国のハワイ」とも呼ばれるリゾートアイランドです。
成田から週4便、関空から週3便の飛行機が就航していて、空路でも行きやすい場所のため、訪れたことがある方もいらっしゃると思います。
済州島には「城山日出峰」という世界自然遺産の寄生火山があるほか、ロッテ免税店や東門市場といったショッピングスポットも充実していて、見どころ満載の島です。
入国審査
済州島のクルーズターミナルは数年前に完成した新しいもの。国内線と国際線の両方に対応しているようです。
私たちが到着したのはもちろん国際線のポートで、パスポート原本とコスタカード、そして前日に配られたパスポートのコピーを持参して下船するよう案内がありました。
パスポートはノーチェックに等しいほどのスルーっぷりで、本当に大丈夫なのか?と心配になりましたが、まぁ、良いんでしょう。
ちなみになぜかパスポートのコピーに入国スタンプが押されて、パスポート原本にハンコを押して欲しいとお願いしても「No」と断られました。
島の守り神「トルハルバン」がお出迎え
済州島クルーズターミナルを出ると、そこには何体かの石像がありました。これはトルハルバン(石おじさん)と呼ばれる済州の守り神で、鼻を触ると男の子に恵まれるとされているようです。
もともとは朝鮮時代の行政区入口に建てられた道祖神で、村の厄災を払う意味があったようですが、時代変われば神様も変わるということですね。
ターミナルのお店をチェック&散策
ターミナルビル内には観光案内所、お土産物屋さん、薬局、銀行、ツアーオフィスなどがありました。
この日はものすごく天気が良く、ターミナルの近くを15分くらい歩いてコンビニまで行ってみましたが、少し歩くだけで汗がだくだく。
マンホールにももちろんハングルが!絵柄入りマンホールも良いですが、こうした文字だけのものも、読めない言語だとワクワクします。
個人的には特に行きたいところもなかったので、クルーズターミナルの無料Wi-Fiを少し使わせてもらってメールチェックなどをし、仕事のメールを見なかったことにして船に戻りました。
韓流スター好きの友人には、何とかと言うアイドルのミュージックビデオを撮影したホテルがある!と言われていたので、そういうのが好きな方はロケ地巡りなども楽しいかもしれません。
拍子抜けの出国審査
入国審査以上にびっくりの出国審査は、なんと、入国の際にハンコを押されたパスポートのコピーを回収するだけでした。
ここでも一応パスポート原本にハンコ押してくれないか?と聞いてみましたが、入国審査時と同じく「No」とのこと。
パスポートスタンプコレクターとしては残念な限りです。
午後はスパを満喫
在在時間およそ30分で船に戻ったので、午後はずっとスパで過ごしました。
停泊中は外に出ている人が多いためかとても空いていて、タラソプールもひとりじめです。
一時間以上タラソプールのジャグジーに浸かっていたため、すっかり体がふやけてしまいました。
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