自粛期間はいつもに比べて月に10万円以上預金が増えていた話

  • 2020年8月24日
  • 2020年8月22日
  • 金融

家計簿のようなきっちりしたものをつけるのは中々大変で全然続かないのですが、毎月月末基準で全ての預金口座・証券口座の残高を書き出して、ざっくりどれくらいお金が増えているか、ということを把握するようにしています。

何年も続けていると、前月からどれくらい増えたかで、「ちょっと使いすぎたな」とか「今月は節約できたな」ということがわかるようになってきたのですが、3月末くらいからの自粛生活の影響で、想像以上に預金残高が増える事態になっていました。

収入が変わらない中、支出が減れば預金は増える

当たり前のことですが、入ってくるお金が変わらないと言う前提があれば、出ていくお金によって残るお金が増減するので、支出が減ればそれだけ手元に残るお金は増えます。

お金を貯めたければ、収入を増やすか、支出を減らすか、というのはサルでもわかる(?)基本中の基本の考え方ですね。

ありがたいことに私の仕事は、在宅でできることが大半を占めるため、収入の減少を心配することなく、在宅勤務にシフトしました。(今はちょっと出社が復活しています)

支出の変化を比べてみる

家計簿をつけているわけではないので正確な数字は分かりませんが、これまでの自分の生活を振り返ったものと現在の生活を比べてみるとだいたい以下のような感じで、10万円増えているのにも納得の結果となりました。

項目これまで自粛期間
家賃・水道光熱費・通信費15万円15万円
食費(家で食べる分)2万円4万円
平日ランチ代2万円0円
飲み会・食事会代5万円0円
映画1万円0円
週末ことりっぷ3万円0円
美容院・ネイルサロン1万円0円
合計29万円19万円

家賃・水道光熱費・通信費
これは生活しているだけでかかる費用なので、自粛期間と言えど減る要素はありません。むしろ家に居る時間が増えたので、電気代がちょっとだけ上がりましたがそんなに影響はありません。

食費(家で食べる分)
これまでは、朝ごはんと週3〜4日の夕食代でしたが、一日3食を家で食べるようになったので、予算倍増です。ただ、家にいるので、仕事が終わった後にすぐに調理開始できる利点もあり、今までよりも凝ったものを作るようになりました。

平日ランチ代
毎日会社に行っていた時にはランチを外で食べていたので、1日1,000円×20日=2万円の出費だったのですが、家で食べるようになってこの項目は無くなりました。

飲み会・食事会
週2〜3回の飲み会や食事会、自費の支払いが不要なこともありましたが、ちょっとご飯食べてから帰る、というものを含めて大体月に5万円くらいは使っていました。

映画
だいたい週に1〜2回の映画館通いがルーティン化していたのですが、密閉空間に2時間以上いるのもどうなのか?という話が3月くらいからされるようになり、また新作映画の公開もほぼストップしている状態なので、めっきり行っていません。最近はもっぱらアマゾンプライムビデオで旧作を楽しむ日々です。

週末ことりっぷ
だいたい月に1回、関東近郊の温泉宿に行くというお楽しみがあったのですが、自粛中です。

美容院・ネイルサロン
美容院は毎月行くわけではなく2ヶ月に1回くらいのペースだったのですが、外にも出ないし別に良いかな?という思いから、この半年行っておらず。。。
そしてネイルサロンも、人に会わなければきれいに整えておく必要もないので、一度オフして以来行っていません。

これを機会に見直すべき出費について考える

元の生活に戻るとしても、飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったり、というのを従来通りに戻すか?と言われたら、それには「NO」となりそうです。

仕事のために楽しくもない飲み会に行かないことの快適さを知っていまい、そして定期的に飲みに行く仲良しのお友達とはZOOM飲みと言う新しい習慣ができ、時間を決めてお店を決めて・・・なんてしなくても十分に楽しめることがわかりました。

また毎日出社することになったら平日ランチ代や美容院代は復活するかもしれませんが(お弁当を自分で作ればよいという批判は受け付けません)、ネイルサロンは行かなくても良いか、という気分になっています。

かれこれ10年以上惰性でジェルネイルを続けていただけで、本当に必要なのか?と言われるとそうではないことに気付いたためです。ただ、自分で自分の爪を切るのが10年以上ぶりなので、なかなか上手に切れないのは、ちょっと悲しいです。

出社しなければ都心に住む必要はない

支出の大部分を占めているのが家賃なわけですが、これは東京のど真ん中で駅近という「通勤に便利」ということだけを考えた土地に住んでいるからで、会社に行かない生活が続くのであれば、わざわざこんなに高い家賃の家に住む必要もありません。

完全に在宅にシフトするのが難しくても、週に1回くらいの通勤で済むのであれば、もうちょっと家賃が安くて、イオンやヨーカドーなどが近くになるような郊外に引っ越すのも良いなと考えています。

とはいえ、現在も会社から家賃補助として結構な金額を貰っているので、そんなに焦って決めなくても良いかな、というところです。

今こそ資産運用の始め時

手元の資産を増やすのは、何も預金を増やすだけが手ではありません。多少のリスク資産を持っておくのも、これからの時代を生きるためには必要な手段です。

私が投資を始めてからかれこれ20年くらいが経過していますが、相場が乱高下している時は、実は資産運用の始め時だと感じています。

投資は「余裕資金」で行うことが鉄則なので、自粛期間で予定外に減った支出分を投資に回す、というのは理にかなった方法と言えます。

自分で株を買うのは不安、何を買ったら良いのかわからない、という場合には、AIへのおまかせ投資を1万円から始められるロボアドバイザーを利用するのもオススメです。

 

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