飛香Ⅱで過ごした一週間は本当に夢のような時間でしたが、私が飛鳥Ⅱに乗ってみてお友達に勧めるとしたらこんなポイント、と思ったことをまとめていきます。
飛香Ⅱのおすすめポイント
豊富な食事の選択肢と、家事からの解放
飛香Ⅱで良かった点はなんと言っても食事が上質で様々なものを選んで(もちろん無料で)食べられるところかなと思います。また、おかわり自由で好きなだけ食べることができ、小腹がすけば夜食もあり、体調が悪いときはお粥等のサービスまであります。
スイート以上のお部屋なら部屋で食事をとることもでき、ますます選択肢が広がります。
ダイニングやカフェの提供時間も十分な幅があり、ゆったり予定を組むことができます。ただしメインダイニングはある程度提供時間が決まっていますので、営業時間は要確認です。
そしてこちらは食べるだけなので、毎日の家事の煩わしさから解放され、誰かがいつも食事を作ってくれるのは本当にありがたいと実感しました。
移動時間がかからないのはクルーズ旅行ならでは
また船の性質上移動時間が無くなり、勝手に目的地へ運んでくれるため、旅行での移動というタイムロスが無くなります。
長時間車を運転したり、電車に揺られることもなく、大荷物を抱えて移動することもないので、あまり疲労せず旅をすることができます。
クルーズという特別な時間
そしてなにより、クルーズという他ではできない体験が一番大きいのではないでしょうか。
初めてクルーズ船を見たときの船の大きさ、揺れる船、デッキ、汽笛やエンジンの音には感動しました。 クルーも乗客に対して数が多く、明るく親切でフレンドリーに感じました。
飛香Ⅱの旅の困ったポイント
船酔いとの戦い
私が一番困ったことは船酔いでした。ただ乗客のほとんどが定年どころかそれ以上のお年寄りが多い中、皆さんかなり元気に過ごされていたので、あくまで私が船酔いに弱かったところは十分あると思います。
船内のショップでは軽めの酔い止めしか手に入らず(売りきれだったのかも)、不安な方は事前に強力な酔い止めを購入しておくと安心です。
また酔い止めは一日分程度の容量のものが多いので、多めに購入しておくと良いと思います。
私は初めて酔い止めを飲みましたが、結構しっかり効きます。ひどいときはよろける程度に左右に揺れる船の中、酔いを抑えることができました。
ちなみに、小笠原クルーズや天候等で、荒れた海を運航するクルーズではそれなりに酔う人がいると常連さんからは教えて頂きました。
外国人クルーとのコミュニケーション
クルーについてですがほとんどアジア系の外国の方で、簡単な日本語、もしくは英語が通じました。もちろん日本人のスタッフもいましたが、 主にチーフ的な役割のようでした。
外国人スタッフとは簡単な日本語のやりとりでもうまく意思疎通ができなかったことが時々あり、結局英語で会話するということが頻発しました。
フレンドリーなスタッフもいてそこまで悪印象はないのですが、これだけ外国人スタッフを配置できるなら(少し仕事の作業効率が悪く感じることもありました)もう少し日本人スタッフを増やして頂けたらと思いました。