このブログでも旅行記を紹介したことがあるコスタネオロマンチカ号が、ギリシャのセレスティアルクルーズに売却され、それに伴い今年予定されていたコスタネオロマンチカ号の日本近海クルーズが全てキャンセルされました。
新型コロナウィルスの影響で予約したクルーズがどうなるかとやきもきして待っていた方も多いかと思いますが、まさかのクルーズ船売却にはびっくりです。
2018年コスタネオロマンチカで行く太平洋周遊クルーズの旅行記・乗船記について記事をまとめました。 予約から事前準備、乗船に際してのワンポイント、イタリア船ならではの食事や、船内設備、台風やトラブルに巻き込まれたりした事件、豪華客船[…]
売却先のセレスティアルクルーズとは?
セレスティアルクルーズは、エーゲ海の小島を周遊する3泊や4泊のクルーズを提供しているクルーズ会社です。
かれこれ10年以上前にピレウス港発着の4泊クルーズに乗船したことがありますが、小回りが効いてとても良いクルーズ会社だった印象です。
なんといってもエーゲ海は、海が素晴らしいですし、島ごとにそれぞれ特徴があって、全く飽きないクルーズが楽しめます。
クルーズ船の売却はこれからも進む!?
クルーズ業界では、クルーズ船の売却はこれまでにも全くなかった訳ではなく、中には他社から中古船を買ったり、借りたりして、安くクルーズを運行する会社も存在します。
今般、ポーランドアメリカラインも、旧型のクルーズ船4隻を売却することを発表しています。
その4隻とは、ロッテルダム、アムステルダム、マースダム、ヴィーンダム。アラスカクルーズなどで乗船したことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれもシックで落ち着いた内装のプレムアム客船らしい素敵な船です。
クルーズだけでなく観光業界全体が先行き不透明な中、採算が取れないクルーズ船は、維持費だけでもお金がかかるので、体力・資金力のある会社への船の売却が進みそうです。
おわりに
過去に自分が乗船したことがある船がなくなってしまうのは、結構ショックなできごとです。
また、日本近海クルーズが少なくなってしまうのも悲しいですね。