ヨーロッパ内では一つ一つの国がそんなに大きくないので、別の国へ国際線で移動となっても飛行時間は非常に短いことがままあります。
また、EU圏内であれば出入国審査もありませんので、国際線というよりはむしろ国内線に乗っているような感覚です。
アムステルダムからウィーンもなんと飛行時間は二時間弱!羽田から沖縄に行くのと変わりませんでした。
フライトの基本データ
出発:アムステルダム(AMS)10:00
到着:ウィーン(VIE)11:55
運航会社:オーストリア航空
便名:OS372
クラス:ビジネスクラス
使用機材:A320-100
飛行時間:1時間55
チェックインカウンターは大混雑だけど…
この行列に並ぶとして、チェックインして荷物預けまで終わるまで一時間くらいかかりそうでした。
しかし今回はビジネスクラスなので、奥にある優先カウンターでスイスイとチェックイン完了です。
看板にはスターアライアンスゴールドの表示もあったのでSFC(スーパーフライヤーズカード )保持者であれば優先チェックインできそうでした。
搭乗開始は定刻の30分前
出発ゲートはB17ゲートだったのですが、まだ時間に余裕があったので、楽しみにしていたスターアライアンスラウンジを訪れました。
スターアライアンスラウンジはDゲートなので、自分が乗る飛行機の搭乗口からは離れていたのですが、十分に堪能できました。
搭乗開始は定刻の30分前と搭乗券に書いてあったのでゲートに向かったところ、ちょうど優先搭乗が始まったところで、三番目に飛行機に乗り込めました。
優先搭乗はビジネスクラスとHONメンバーですが、全然いなかった印象です。
座席・シート
ヨーロッパ域内の近距離フライトは、どこの航空会社もエコノミークラスの座席の真ん中をブロックしてビジネスクラスとしたなんちゃってビジネスクラスの座席が多く、今回搭乗したオーストリア航空も例外ではなく、「なんちゃってビジネスクラス」でした。
本来は3-3の座席配置のところを、真ん中をプロックして2-2としている方式です。
国際線長距離のビジネスクラスとは言わないまでも、ANAの国内線プレムアムシートくらいにはなってほしいものです。
ブロックされている真ん中の座席のヘッドレストには、reserved for your comfortと書かれていました。
機内食
出発前にウェルカムドリンク、そして安定飛行に入ったら機内食の提供がありました。
二時間に満たない短時間のフライトなのに、CAさんは大忙しですね。
オーストリア航空の機内食は世界10ヶ国、20エアライン以上を顧客に持つケータリング会社のDO & COが提供していて、そのお味には定評がありますが、今回もハズレなく美味しかったです。
メニューは、トマトソースのペンネと、温かいパン、そしてチョコムースのケーキでした。
アメニティ
短距離便なのでアメニティキットの配布はありませんでした。
機内はちょっと寒かったのでブランケットを借りて、ついでにクッションも借りたのですが、見事に全部赤!
CAさんも首から下つま先まで、タイツも靴も全部赤いので、なかなかびっくりの配色です。
ちなみにシートベルトも赤かったので、ほかの航空会社よりもちゃんと締めているかどうかの確認はしやすそうだなと思いました。