中央アジアの北朝鮮!?トルクメニスタンへの道

日本人がなかなか訪れることができず、個人旅行ができないという噂の、中央アジア北朝鮮とも名高いトルクメニスタンという国を訪れました。

地球の歩き方にも数ページしか情報がなく、日本語はもちろん英語での情報も限られていて、旅行前の情報収集は困難を極めましたので、今後のどなたかのお役に立てればという思いも込めて、せっかくなので記録として残しておきたいと思います。

トルクメニスタンの基本情報

トルクメニスタンは、中央アジア南西部に位置し、アフガニスタン・イラン・ウズベキスタン・カザフスタンに囲まれている、旧ソ連の構成国のひとつです。

中央アジアの国には~スタンという国名がいくつかありますが、~スタンは~の土地、とか~の国という意味で、トルクメニスタンは「トルクメン人の土地」という意味を持ちます。

公用語トルクメン語、ロシア語

首都アシガバート(Ashgabat)

通貨トルクメニスタン・マナト

宗教イスラム教スンナ派、一部キリスト教正教会

ソ連からの独立と独裁、永世中立国

トルクメニスタンは前述のとおり旧ソ連の構成国のひとつで、1991年のソ連解体に伴い独立国家となりました。

初代大統領にはサパルムラト・ニヤゾフ氏が就任し、言論統制や文化・娯楽の制限、国内のいたるところに自身の像の設置、ルーフナーマという自身の著書の教科書化、そしてメロンの日の制定など、「何だそりゃ?」という数々の政策を進め、2002年には終身大統領となり、独裁者として突き進みました。

2006年末にそれまで15年以上の長きにわたり独裁政権を続けていたニヤゾフ大統領が亡くなると、2007年からはグルバングル・ベルディムハメドフ氏が第2代大統領として就任し、2019年5月現在も政権を握っています。

トルクメニスタン入国にはビザが必要

日本のパスポートはビザ無し渡航ができる国が世界で一番多い!と話題になったことも記憶に新しいですが、トルクメニスタンに入国するためにはビザが必要です。

ビザの種類は以下の通りいくつかありますが、現実的に観光目的で訪れる日本人が取得可能なのは、観光ビザトランジットビザの二択です。

観光ビザには現地旅行会社からの招聘状が必要で全日程ガイドを雇う必要があり、トランジットビザは隣国での手続きに待機の日数が必要なうえにトルクメニスタン滞在は5日間の期限付きです。

  • 外交(DP)
  • 公用(OF)
  • ビジネス(BS)
  • ワーキング(WP)
  • 個人招待(PR)
  • 学生(ST)
  • 観光(TU)
  • トランジット(TR)
  • 医療(HL)
  • 運転手(DR)

今回は、知人を通じてなかなかレアな個人招待ビザ(PR)を取得しての訪問となりました。

個人招待ビザは、ガイドの必要がなく、滞在日数の制限も無いという、観光ビザとトランジットビザの良いとこどりをしたようなビザですが、「知人が住んでいる」「ビザ取得に協力的」という2つのハードルがありますので、一般的ではありません。

トルクメニスタンまでのアクセス

日本からトルクメニスタンまでは直行便はありませんので、どこか第三国を経由していく必要があります。

空路の場合は、首都アシガバートにあるアシガバート空港への便があり、日本(東京)からもアクセスが良いルートとして、イスタンブール、ドバイ、バンコク、北京あたりを経由するのが良さそうです。

検討の結果、荷物のスルーチェックインができることやマイレージの加算を考えるとターキッシュエアラインを利用してイスタンブール経由で行くのが良いと結論づけました。

陸路の場合は、ウズベキスタンやイランから国境を越えて入国するというルートがあるようです。

トルクメニスタンの世界遺産と観光名所

トルクメニスタンには、以下の3つが文化遺産として世界遺産に登録されています。

  • 国立歴史文化公園古都メルブ
  • クフナ・ウルゲンチ
  • ニサのパルティア王国時代の城塞群

自然遺産、複合遺産は登録がありません。

観光名所としては、旅人が必ず訪れる地獄の門をはじめ、キプチャクモスク、バザール等があげられますが、国土の約9割が砂漠ということもあり、全体的に名所と言われるスポットは少な目です。

ただし、その一つ一つは非常に見ごたえがあり、満足度はかなり高いです。

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