【旅行記】神話の里 高千穂のおすすめスポット4選

宮崎県の北端部にある高千穂町へ小旅行に行ってきました。

一泊二日という強行スケジュールながら、大満足の2日間でした。

高千穂へのアクセス

高千穂は宮崎県にありますが、地理的に見ると熊本県にも近く、東京からのアクセスは空港からの距離や道路状況を鑑みると熊本空港を利用するのが便利です。空港からは、公共交通機関はあまりあてにできないので、レンタカーを借り、約1時間半のドライブで高千穂に到着しました。

天孫降臨の地 高千穂

高千穂は、天孫降臨の地とか神話の里とか言われ、数々の神話とともに狭い範囲にいくつもの神社があります。

私が驚いたのは、ほとんどの家の軒先に注連縄(しめなわ)や麻(ぬさ)が見られたこと。あとで神社の人に伺ったところ、岩戸開きの際に天照大神が戻れないように結界としてはった縄を原型に、今なお一年中張られているとのことでした。神話が日常の生活に溶け込んでいる面白い風習だと思いました。

天岩戸神社

さて、見どころの一つである天岩戸神社を詣でました。古事記や日本書記といった日本神話に書かれている天照大神のお隠れになった天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として祀っている神社で、もちろん天岩戸神話の舞台となったところです。

神社の入り口には、天岩戸を手で開けた力持ちの天手力男命(あまのたぢからおのみこと)の大きな像があります。

天安川原

天岩戸神社から徒歩で約10分、天照大神が岩戸にお隠れになった際、天地暗黒となり八百万の神がこの河原に集まり神議されたと伝えられる大洞窟です。なんとも言えない空気と薄暗さで、無数に積まれた石がこれまた神秘的な雰囲気を醸し出しています。

高千穂峡

国の名勝・天然記念物にも指定されている高千穂峡は、大昔に阿蘇山から噴出した火砕流が、川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷です。遊歩道や橋からの眺めも良いですが、せっかくなので貸しボートに乗って峡谷を楽しみました。手漕ぎのボートで、日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝まで近づくことができます。

高千穂神楽

高千穂神社の神楽殿では、毎晩、神楽を楽しめます。高千穂神楽の中から厳選された以下の4つの舞を間近で楽しむことができ、かなり見ごたえがありました。

(1)手力雄(たぢからお)の舞
(2)鈿女(うずめ)の舞
(3)戸取(ととり)の舞
(4)御神体(ごしんたい)の舞

まとめ

日本書記や古事記について、知っているようであまり知らないということがわかり、もっと神話について知りたい!と思いました。もう少し神話についての知識を得た上で、もう一度訪れたい場所です。

 

 

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