クルーズ中は、特に大きなトラブルはありませんでした。個人旅行では、添乗員が居ないので、全て自分で対処しなければいけません。特に下船時は人の流れが多く、トラブルが起こりやすいので、その事例を紹介します。
下船時の荷物タグの色は絶対に確認!
スーツケース等の大きな荷物は、下船当日のAM1:00までに、客室の外に出しておかなければなりません。
前日に荷物タグが配られるので、それをスーツケースにつけて、外に出します。荷物タグを受け取ると、まず色と番号を確認しなければなりません。
色と番号は、ツアー客や空港までの送迎を購入しているグループ等の単位に分かれており、私たちの乗ったMSCファンタンジアでは、11種類のタグがありました。
船内新聞で、自分のグループ単位を確認しましょう。下船のオリエンテーションもありますので、必ず参加してください。
結構な種類のタグがあるようので、これは間違ったら大変だと思っていたのですが、案の上、違うグループ区分のタグが配られていました(笑)
クルーにお願いして、正しいタグをもらい直し、問題解決しました。
ただし、もし気づかずに間違った荷物タグをつけてしまった場合は、結構なトラブルです。
当日、乗客はグループ単位で集合し、一緒に下船します。
一番早いグループで8:00集合、遅いグループで12:45集合と、下船時間に大きな開きがありました。
このように間違った荷物タグをつけてしまうと、下船はしたけど荷物がまだ降りてこず、帰りの飛行機に間に合わない、といった最悪のパターンも想定されます。
船内新聞に書かれている自分のグループ区分とタグの色を確認して、実際に配られている荷物タグの色が合っているかどうかを見比べることが絶対必要です。
最終請求チェックとレセプションでの長蛇の列
クルーズ中に発生した支払いは、全てクルーズカードの提示により、後払いになります。
下船前日の夜に、各部屋に最終の請求書が2部配布され、内容に問題が無ければ、サインして1部を部屋に残して退出するだけで、後でクレジットカードに請求されます。
万が一、請求内容が間違っていたり、その他の支払方法を希望したりする場合は、下船日の朝にレセプションに行かなければなりません。
私たちの部屋にも請求書が届き、確認したところ、身に覚えのないエクスカージョン費用が計上されていたので、下船日の朝にレセプションに向かいました。
※結果的に、請求内容に関しては問題無くて、私の勘違いでした。
既に10人ぐらいの乗客が、レセプションに並んでいたと思います。
チビタベッキアで下船する人は多いので、その後に続いてどんどん人が来ます。
ただそれに対応しているレセプションクルーは、たった1人だけだったのです!
問題無ければ、請求書にサインして退出するだけなのですが、レセプションに来る人は何かトラブルがある人がほとんどなので、一人当たりの対応時間が長引きます。
30分以上待ちましたが、全然前に進まず、下船の集合時間も迫り、並んでいる人たちは、私含め、相当ピリピリしていましたが、何とかギリギリで他のデスクも空き、対応してもらい一安心。
後で気づいたのですが、請求状況は客室に設置されているTVで常に確認できるので、間違いがないか、常に確認が必要です。
バウチャー類は必ず印刷して持っていきましょう
しっかりと時間通りに下船し、スーツケースも受け取り、いざ空港に向かいます。
事前に日本の正規代理店を通し、チビタベッキア~フィウミチーノ空港までのシャトルバスを申し込んでいました。
港内にバスが待機しており、乗車前に名前の確認があったのですが、リストになんと私たちの名前がありません!
何度確認しても名前が見当たりませんが、確かに申し込んだはず。
申し込み時の予約確認書(バウチャー)を印刷していたので、それを見せて、すぐ乗せてもらいました。
バウチャーさえあれば、“ほら、予約あるでしょ”と、かなり強気になれます。
こういった送迎手配は、正規代理店(日本)→MSC本部→下請けのバス会社と、情報の伝言ゲームになるので、よく起こるトラブルだと言えます。
必ず申し込み時にもらうバウチャー等は持参しましょう。
おわりに
MSCファンタジアでは、特に大きいトラブルはありませんでした。ただし、下船時は数百人単位の乗客が動きますので、それに伴い予期せぬトラブルも増える可能性があります。
個人旅行の場合は事前の確認と準備が大切です。
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