アメリカフロリダ州にあるウォルトディズニーワールドやディズニークルーズの出発地であるポートカナベラルまで行くには、まずは最寄りの空港であるオーランド空港まで行く必要があります。
日本からオーランド空港までは、残念ながら直行便の運行はなく、アメリカ国内やカナダで乗り継ぐ必要があり、どんなに短くても 時間、余裕を持った乗り継ぎ時間や出発前の待ち時間を入れると、20時間程度はかかってしまいます。
そこで今日は、数あるフライトの中からどれを選ぶべきなのか、ポイントをご紹介します。
フライトの選び方のポイント
オーランドへのフライトは、必ずどこかで乗り継ぐ必要があるため、航空会社のホームページ等で検索しても、かなりたくさんの候補が出てきます。
そのたくさんの候補の中から自分に最適なフライトを選ぶポイントは以下の3点です。
・出発時間と到着時間
・乗り継ぎ時間
・自分が貯めているマイレージのアライアンスはどこか
以降、ポイントを個別に見ていきます。
出発時間と到着時間
日本からアメリカへのフライトは、例外はありますがたいていは夕方から夜中に集中しています。これは目的地の到着時間が朝〜夕方になる、程よい時間だからです。直行便で、そこを目的としている場合は何時に着いても不便がない時間になっているので良いのですが、今回は乗り継いだ先の時間も気にしないといけません。
代表的な出発時間と到着時間の組み合わせは以下の通りです。
出発時間は夕方、到着時間は夜中
夕方に日本を出発し、日付変更線を超えて前日午後に乗り継ぎ地に着き、夜〜夜中にオーランドに到着するパターンです。
初日は寝るだけと割り切って、空港近くのホテルを取り、すぐに寝るという方にオススメです。ただ、休暇初日の午前〜午後が無駄になってしまい、少しでも長くアメリカで過ごしたいという方には次の方がおすすめです。
出発時間は夜中、到着時間は早朝
夜中に日本を出発し、日付変更線を超えて前日夜に乗り継ぎ地に着き、早朝にオーランドに到着するパターンです。
早朝に到着するため、初日からフルに活動できます。また、日本出発が夜中なので、飛行機の中でも寝付きやすいのがポイントです。
ただし、もし飛行機で眠れない場合は、睡眠不足のまま一日フルに活動することになるため、かなり体に負担がかかります。
乗り継ぎ時間は短すぎず長すぎずが良い
アメリカで乗り継ぐ場合、EUなどとは違って最終到着地ではなく、最初の到着地である乗り継ぎ空港で入国審査を行います。一度でもアメリカに行ったことがある方はご存知かと思いますが、この入国検査は9.11以降年々厳しさを増し、結果として常にかなりの行列ができています。
到着時間が他のフライトと重なった場合などは、入国審査で2時間待ちなんていうこともザラ。そのため、航空会社が推奨する最低乗り継ぎ時間ギリギリのフライトはおすすめしません。
また逆に、10時間以上の乗り継ぎ時間があるフライトが検索結果に出てくることもありますが、10時間という時間は空港の外に出るには短く、中で過ごすには長い中途半端な時間ですので、これもまたおすすめしません。
結論から言うと、乗り継ぎ時間は3時間程度のフライトが最適です。
自分が貯めているマイレージの加盟アライアンスの中から航空会社を選ぼう
オーランドまでは約20時間もかかります。つまり、かなり長い距離のフライトであるため、一回で獲得できるマイル数もかなり大きいのです。そのため、できれば自分が貯めているマイレージの会社または同じアライアンス(航空連合)に加盟している航空会社から選ぶのが吉です。
日本からオーランドまで就航している航空会社は、アライアンス別にみると以下のとおりです。
スターアライアンス
- ANA
- ユナイテッド航空
- シンガポール航空
- エアカナダ
スカイチーム
- デルタ航空
- 大韓航空
ワンワールド
- 日本航空
- アメリカン航空
選んだ深夜フライトと体験談
上記を踏まえ、私たちが選んだフライトは以下のとおりです。
※フライトスケジュールは頻繁に変更になりますので、現在は時間が違う可能性があります
デルタ航空636便 0:05羽田発 (前日)17:15ロサンゼルス着
デルタ航空883便 22:15ロサンゼルス発 5:45オーランド着
日本からロサンゼルスまでは10時間程度のロングフライトなので、ここで十分な睡眠をとることができ、初日から目一杯はしゃぐことができました。
個人的には、金曜の仕事が終わった後にそのまま羽田空港から出発するこのタイムスケジュールは、時間を無駄にすることがないのでとてもおすすめです。
おわりに
楽しい楽しいディズニーワールドとディズニークルーズの旅。元気いっぱいで遊ぶためにもできるだけ体への負担が少ないフライトを選びたいもの。
3つのポイントを参考に、ご自身にあったフライトをお選びください。