【英語コラム】日本の英語教育が海外では通じにくい理由

  • 2018年10月10日
  • 2018年12月22日
  • 英語

英語は世界の共通語として広まっており、義務教育の一環としても英語の授業が取り扱われています。また中には将来に見据えて幼少から英会話に触れさせるという家庭もあります。

しかし実際には英語の知識としての語学は学んでいるが実用的ではないという方が多いのが実情です。

読めるけど喋れない原因は教育の比重にあり

日本人の多くが、「読めるけど喋れない」となってしまう最大の原因は、日本の教育がスピーキングに全く力を入れず、受験対策のためにリーディングやライティングばかりだからと言えます。

日本の英語教育は文脈・文法に正しく則るように学びます。日本語で例えると間違いのないですます調の日本語を学ぶような状態です。きれいな英語を学ぶことができますが、実際の英会話ではもっとフランクな表現となっています。

実際の会話の中では一つ一つ主語・述語を述べたりせずにニュアンスで語っていたり、発音も崩して発することも多いです。そのため身に着けた英語の知識と目の前で繰り広げられる英語に大きなギャップが生じてしまいます。

また傾向としては聞き取りよりも発話の際にうまく通じないことが多いです。聞き取りに関して、全ての文脈を理解できなくても単語・文法をつなぐことである程度理解することも出来ます。

しかし言葉として発する際、自分で単語・文法を組み合わせて文を作らなくてはいけません。日本の英語教育の現場ではヒアリング・リーディングの授業が非常に多く、教科書を読み取るという形式をとることが多いです。

しかしスピーキングに関しては補助的な内容となりやすいです。受験の際にもスピーキングよりもヒアリング・リーディング能力を問われるテストがほとんどのため、そこに重きを置いて授業・講義が進められていくのは仕方ありません。

スピーキングを向上させるには

英語を身に着ける上で話せないということは将来的に英語圏で生活したり、海外に行かずとも英語を使って仕事をするうえでは大きな支障になります。

スピーキングのその対策としては、実際に海外で生活経験のあるネイティブな講師の方と会話することが効果的です。ネイティブな英会話は教科書通りのきれいな文章ではなく、その文法や文章構成・発音・イントネーション・会話の速度などが日本の英語教育とはかけ離れています。

その分より実用的で現実的な英語を学ぶことができます。

バランスよく訓練することが大事

どれだけネイティブな英語も基礎的な知識が不足していては身になりません。知っている単語が少なければ、バカっぽい喋り方になってしまうことは否めません。

知識を身に着けると同時にネイティブな英語に触れることで海外でも通じるような英語力を身に着けることが出来るでしょう。

 

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