クルーズ中は、国内でも海外でも海の上にいるわけですから、普段陸にいる時と全く同じように携帯・スマホを使って通話や通信ができるわけではありません。
本稿では、日本近海クルーズにおける通信状況と、注意事項等をまとめていきます。
海に出てからドコモやソフトバンクなどの電波が届くのはどれくらいまで?
ドコモやソフトバンク、auといった、みなさんが普段お使いの携帯会社の電波は、基本的には人が住んでいるエリアをカバーしています。
そのため、人が住んでいない海上では、ほぼ使えないと思った方が良いでしょう。
実際、晴海埠頭を出発してすぐのところではまだまだドコモの4Gの電波を拾えていましたが、一時間ほど経過した後、横浜沖を航行中には完全にエリア外になっていました。
海上でも通信できる?パケ死に注意!!
スマホ利用者で海外旅行の経験がある方は、うっかり設定をそのままにして海外に行ったら、いつのまにか現地の通信会社に接続されていてびっくりするほど通信費がかかる、通称「パケ死に」というのを耳にしたことがあるかもしれません。
海外に行く際の通信手段としては、1.スマホは機内モードにしてWi-Fiだけを使う、2.現地のSIMカードを使う、3.日本の通信会社の定額プランを使う、の3つのうちいずれかを利用している方が多いのではないでしょうか?
実は日本の公海上であっても、しっかりと確認していかないと、いつのまにか海上で使えるインサルマット通信と呼ばれる通信網に接続しているかもしれません。インサルマット通信は、衛星を使って電波のやりとりをしているため、通常私たちが陸で使う通信に比べてはるかに高額で、もちろん携帯会社の定額プランは適用されません。
楽しい楽しい豪華客船の旅で、「パケ死に」という悲しい事態にならないためにも、寄港地を出港したらすぐに機内モードに切り替えることをお勧めします。
コスタネオロマンチカの通信パッケージ
いくら高額請求が怖いからと言っても、一日に一度もネットを見ない・LINEやメールを使わないというのは、この情報化社会においては酷なことかもしれません。
コスタネオロマンチカ号では、船内で使えるスピードWi-Fiが提供されているため、必要に応じて通信パッケージを購入することで、海上にいる時も「パケ死に」することなく、ネットを使うことができます。
ソーシャルメディア1日パッケージ(8ドル/日)は、TwitterやInstagram、Facebookといったソーシャルメディアを24時間好きなだけ利用できます。
また、通信量に応じたパッケージも用意されており、250MBで10ドルのインターネットパッケージM、または1GBで30ドルのインターネットパッケージLを購入できます。
港のフリーWi-Fiは要チェック
船内で高いインターネットパッケージを買わなくても、少し我慢すれば無料でWi-Fiが使えるかもしれません。今回の出発地である晴海埠頭も、寄港地の神戸港や済州港でも、乗客が自由に使える無料のフリーWi-Fiが用意されていました。
フリーWi-Fiが使える場所では、クルーズの乗組員もスマホを片手に集まっており、どこの港のどのエリアでフリーWi-Fiが使えるかは乗船中にクルーズスタッフに聞くのが一番早いと感じました。
おわりに
クルーズ中の楽しい思い出を家族や友人と共有したり、次の寄港地の調べ物をしたり、豪華客船に乗船中もスマホは欠かせません。
クルーズライフを充実させるためにも、有料のもの・無料のものをうまく利用して、豪華客船の旅をより一層楽しいものにしたいですね!
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