プリンセスクルーズは、2021年10月から2022年4月までの間に予定されていたダイヤモンドプリンセスの日本発着クルーズをすべてキャンセルし、新しい航路でクルーズを就航すると発表しました。
2004年に長崎の三菱重工造船所で建造されたダイヤモンドプリンセスは、2014年に日本市場向けに3000万ドル規模の大規模な改造が行われ、日本人好みのクルーズ船となるよう、船内に温泉設備を供えたり、和食を提供したりして、日本クルーズの定番となり得る存在だっただけに残念でなりません。
新航路は南米と南極大陸!
日本発着クルーズがキャンセルされ、代わりに発表された航路の目的地はなんと南米と南極大陸。いずれもダイヤモンドプリンセスにとっては初めての航路です。
気になるコースは以下の通り、いずれも2週間を超えるロングクルーズです。
- 2021年12月1日発 アンデスと南米19日間
- 2021年12月1日発 南極、アンデスとホーン岬35日間
- 2021年12月19日発 南極とホーン岬17日間
- 2022年1月4日、20日発 南極とホーン岬17日間
- 2022年2月5日、19日、3月5日発 ホーン岬とマゼラン海峡15日間
- 2022年3月5日発 アンデスとホーン岬32日間
- 2022年3月19日発 アンデスと南米18日間
南極大陸へは上陸できない
せっかくの南極クルーズですが、南極大陸の旅行を管理するIAATO(国際南極ツアーオペレーター協会)の規制に従って、クルーズの寄港地のように南極大陸に上陸することはできません。
これは、500人以上の乗客が南極海にいる間は、クルーズのみに制限されるという規制です。
とは言え、一生に一度は行ってみたい場所ではありますね。
おわりに
今年の夏に予約していたダイヤモンドプリンセスの東北一周航路が残念ながらキャンセルになり、クルーズ再開したら絶対に乗るぞー!と意気込んでいただけに、今回の発表は少なからずショックです。
2週間を超えるクルーズでは、サラリーマンには簡単に乗船できませんから・・・
とは言え、南極も南米も、いつかはクルーズで行ってみたい旅行先です。今後も色々なクルーズ会社のルートは要チェックです!