【トルクメニスタン航空】バンコク→アシガバート搭乗記

日本人にはまるで馴染みのない中央アジアのトルクメニスタンという謎の国。そんな国のフラッグシップキャリアであるトルクメニスタン航空に搭乗する機会がありましたので、搭乗記をまとめておきたいと思います。

トルクメニスタン航空の基本情報

トルクメニスタン航空は、トルクメニスタン国営の航空会社で、同国のフラッグシップキャリアとしてトルクメニスタンの首都アシガバートをハブにしてトルクメニスタンの国内外へ25都市に就航しています。

日本から近い所では北京やバンコクに、ヨーロッパ方面にもロンドン、フランクフルト、パリなどにも就航しており、海外の方のTrip Reportなどを見るとロンドンからアシガバート経由でバンコクというようなフライトをかなり安く予約できるようでした。

トルクメニスタン航空の予約方法は?

トルクメニスタン航空は日本には就航していませんので、日本人には耳馴染みがないかもしれません。

そして、航空券を予約したい場合も、日本の主要な旅行会社では取扱いがなく、またトルクメニスタン航空はオンライン予約を受け付けていないので直接予約もできません。

今回はスカイスキャナーで検索して、色々と良くない噂を聞くeDreamsというスペインの旅行会社を通じてトルクメニスタン航空の航空券を予約しました。

チェックインから搭乗まで

今回搭乗したのはタイのバンコクスワンナプーム空港からトルクメニスタンのアシガバート空港までのフライトです。

バンコクスワンナブーム空港では出発時刻の約3時間前になると電光掲示板にチェックインカウンターが表示されますが、表示されたカウンターに向かってもトルクメニスタン航空の表示は無く少し不安になりました。

しばらくカウンターの前を行ったり来たりして、20分くらいしてからようやくトルクスタン航空の表示が出てチェックイン手続きが始まりました。

チェックインカウンターの列に並んでいる人たちは皆さんかなりの大荷物で、スーツケースは透明シートでグルグルにラッピングしている人が多かったです。

海外の空港ではスーツケースのグルグルラッピングはよく見かけますし、成田空港にも隅の方にラッピングするお店があるのを見たことがありますが、実際どれくらい効果があるのでしょうか。気になるところです。

チェックインに必要なものは他の航空会社を利用する際と同じで、予約したeチケット、パスポートを提示して、スーツケースなどの預け入れ荷物を預けます。

事前の座席指定ができなかったので、チェックインのタイミングで窓側・通路側の希望を伝え、同行者と並び席になるようお願いしました。

トルクメニスタンは入国に際してビザが必要な国なので、有効なビザがパスポートに貼られておらず、招聘状も持っていない場合は搭乗拒否の恐れがあるようです。

今回私たちは日本のトルクメニスタン大使館で事前にビザを取得していたので、特に問題なくチケットが発券され一安心です。

なかなか来ない飛行機、本当に乗れるのか?

私たちが乗ったT5-648は、13:00にバンコクスワンナプーム空港を出発する予定で、タイの出国審査を抜けた後は少し腹ごしらえをした後、12:00には搭乗口に向かいました。

搭乗口には、とっくに出発しているはずの前の便であるブリティッシュエアウェイズが搭乗手続き中で、ロンドンもいいなぁなどと次なる旅行先を空想しながら時間が過ぎるのを待ちました。

定刻の13:00を過ぎ、搭乗口には同じ便に乗るであろう人が続々と集まってきましたが、遅延の情報が表示されません。

本当に乗れるのかと不安になりつつ、Flight Rader24で検索すると、もう少しでバンコクに到着することがわかりました。

結局、何時に出発するのかよくわからないまま、なんとなく流れに乗って飛行機に乗り込み、約1時間半遅れてバンコクスワンナプーム空港を出発しました。

大統領が見守る機内は

トルクメニスタン航空はボーイング機を中心に何種類かの航空機を保有しているのですが、同じ路線でも日によって機材が変わるようです。

今回はB737-200というボーイングの中型機で、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制、エコノミークラスは3-3の並びでした。

さすが独裁国家の航空会社、期待を裏切らずに機内には大統領の写真が飾られています。ビジネスクラスとエコノミークラスの間には仕切りがありますが、各空間ごとに大統領の写真が飾られているようでした。

トルクメニスタン国内では、街中での写真撮影にもかなり制限があるのですが、事前調べでは飛行機の機内でも写真を撮ると怒られるとか、写真を消すよう言われるというような情報もあり、こっそりと機内の写真を撮りました。

パーソナルモニターもラジオも無いので、機内の暇つぶしアイテムは必須です。

唯一のエンターティメントとして、今どき珍しいブラウン管テレビのような奥行きのあるモニターが10列ごとくらいに天井から釣り下がっていて、フライトマップが映し出されていました。

機内エンターテイメントは貧弱というか皆無でしたが、エコノミークラスなのにスリッパが備え付けられていたのは高評価ポイントです。

気になる機内食は期待以上!3つの選択肢

エコノミークラスの機内食はたいていの航空会社で2種類からの選択ですが、なんと今回搭乗したトルクメニスタン航空ではチキン・ビーフ・シーフードの3種類から選択できました。

ANAのように写真を見せて選ばせてくれれば良いのですが、当然そんな素敵なサービスはありません。

私はチキンを選択して、ふたを開けてみたらガパオでした。それなら、タイフードとか言ってくれれば良いのにと思いつつ、辛さに泣きながらも美味しくいただきました。

無事の到着で拍手喝采!?

トルクメニスタン航空がアシガバート空港に着陸すると、機内は拍手で包まれました。

アエロフロートロシア航空に乗った時もそうだったのですが、旧ソ連圏の航空会社では良くあることなのでしょうか?

Wikipediaによるとトルクメニスタン航空のパイロットは全員『西側』で教育を受けているとのことで、この言い方も旧ソ連圏っぽいな、としみじみ感じました。

おわりに

日本人があまり乗ることはないであろうトルクメニスタン航空、事前情報が本当に少なくてドキドキしていたものの乗ってみれば結構良かったです。

それでも、やはり機内で手持ち無沙汰にならないようにパーソナルモニターは欲しいなと思うのでした。

アシガバート空港のトルクメニスタン航空機材
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